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Note 22      アマチュアアニメに関するコーナーです。
 ( amateur )
TITLE: 素朴な疑問;qanda;q&a;question
[ BASENOTE with   66 Res ]
Date: 1993/06/29 15:27:50  Author: AAA00093(新明解          )

アニメ制作する方への素朴な疑問
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5:27:27 1995/12/17 [ 66 / 66 ] CUAL0001(machan )
VHSの音声 まずノーマル音声ってのは、映像トラックとは独立してテープの脇に あるトラックを固定ヘッドによって録音するものです。HiFiが 出来る前はこれしかありませんでした。音質はテープ幅や走行速度 の関係から、そんなに良くはありません。 そして、このノーマル音声トラックは、一応ステレオ可能となって いますが、その辺の仕様はオプションだったらしく、対応してる メーカーとそうでないメーカーがあります。 ノーマル音声は映像トラックと独立している為、映像を録画した 後からも音声の独立録音、つまりアフレコが可能です。 次にハイファイ音声は、映像トラックの深層部にアジマス角を変えて 回転ヘッドで記録するもので、これは最初からステレオです。 映像と同じ場所に記録される為、アフレコは不可能です。 以上2種類の音声トラックがVHSに存在する為、ビデオデッキ側は 音声出力端子にどちらの音を出力するかという切替機能が付いて います。これも機種によって程度の差があり、単にハイファイと ノーマルの切り替えしか出来ないものから、ハイファイ音声の 出力とミックス出来る機種もあります。(確かあった筈) 2重音声ですが。TVでやってるステレオ放送は、そのままステレオ 録音され、再生すればステレオ再生になります。さて、2か国語など 副音声のある番組の場合、たいていのデッキでは、左チャンネルに 主音声、右チャンネルに副音声が録音されます。しかしこれだと、 折角録画した映画を再生すると、両方の音が左右から独立して 聞こえて来てしまいます。そのためにあるのが出力の切替機能で、 左チャンネルに記録された音声だけを左右から均等に出力すれば 主音声のモノラル出力がされる事になります。 というわけで、ハイファイ音声に関してはステレオ/左/右の3つの 切り替えが出来て、ハイファイを無効にしてノーマル音声だけを出力 するモードもついてきてる場合が、 >再生時の音声はステレオ >(左&右/どちらか一方)とモノラル(ノーマル音声のみ)の切り替えが可、 という事になります。つまりこの機種はノーマル音声はモノラルしか 対応していないという意味でもあります。 蛇足ですが、ハイファイで録音してもたいていはノーマル音声側にも 同じ音が録音されます。そうじゃないとハイファイで録画したテープを ノーマル音声しか対応していないデッキで再生出来ないからです。 じゃあハイファイはステレオなのにノーマルはモノラルだがどうなる、 という場合には、ハイファイの右+左の合成された音がそのまま ノーマルトラックに録音されます。後からノーマル音声のステレオに 対応したデッキに持っていってもモノラルのままという事です。 ノーマル音声がステレオに対応したデッキで録音したテープを ノーマル音声がモノラルにしか対応してないデッキで再生した場合は カセットテープの場合と同じで、両方がミックスされてモノラル出力。 >さて、この方式の録音は上映会に出すビデオ作品で >可能なものなんでしょうか? また、この【二重音声】で出品するサークルは >ありますか? たとえノーマル音声がステレオに対応していても、左右別個にアフレコ 出来る機種はありませんので、8mmフィルムの様に片方にBGMもう片方に SE、という様な録音をする事は出来ません。ハイファイ・ノーマル共に 独立した録音が出来ないので、原理上2重録音をする事は不可能です。 あらかじめ別の音源ソースに2重録音状態の音を作っておき、それを ダビング時に映像に重ねるのでしたら可能でしょうが、わざわざそんな 事をやる人がいるかどうかは判りません。

5:25:06 1995/12/17 [ 65 / 66 ] GUEST (GUEST )
回答 branさんの描いた図のとおりです。 眠いので簡潔に要点だけ。 ようするに、一般的な民生機では、機能が端折ってあるわけです。 ハイファイ音声に、モノラル専用モードは必要有りません。 両チャンネルをMixして出せば用が足りてしまうからです。 又、ノーマル音声のステレオ、というのも「現在では」まず存在しません。 ハイファイが無かった頃にはノーマル音声でステレオのビデオも有りましたが、 ハイファイ音声でステレオ記録が出来る様になったので、存在意義を失ったか らです。 留守録とソフトの再生だけなら、はっきり言って、ノーマル音声は既に無用の 長物です。 しかし、昔のノーマル音声しかないビデオデッキ、また、そのようなデッキで 録画されたテープを再生するときの互換性を保つ意味で残してあるのです。 又、VHSのハイファイ音声は、映像信号に「混ぜる」形で記録されるので、ハ イファイ音声は音声だけを後から差し替える、いわゆる「アフレコ」が出来ま せん。 そういう場合には、音声と同時に映像も別テープにコピーする「コピー」編集 をしなければ成りません。 当然、画質は荒れますし、これをきちんと正確にやるには、編集機が必要になっ てきます。 従って、アマチュアの作るビデオでは、ノーマル音声を使用したアフレコが多 く成る傾向に有ります。 勿論、趣味で編集設備に金をかけている人も居るかも知れませんから、断定は 出来ませんが。 >この方式の録音は上映会に出すビデオ作品で >可能なものなんでしょうか? 可能です。 要するに、「ステレオ」と考えるのではなくて、「2ch」と考えてください。 それぞれのチャンネルに左右の音を入れればステレオになり、音楽と効果音を 別々に入れれば、それは単なる2chの音声です。 >そもそも何のためにそんなミックスが必要なんでしょうか? 業務用はともかく、民生用ではまず必要無いです。 だから、この機能を省いてあることはママ有ります。

4:02:03 1995/12/17 [ 64 / 66 ] AAA00018(bran )
ビデオ制作のえらい人 って、別に西村とおるのこっちゃないです。 今度のアニ研連上映会でビデオ上映係をやるために、今日デッキを買って きたんですが、音声の記録方式について説明書では分からないことがいくつか 出て来ました。どなたか御存じの方、おられましたら私の疑問を解明して いただけませんでしょうか? え〜と、S−VHS、ステレオHiFi機です。 【音声トラックの謎】  ハイファイ音声とノーマル音声は記録されているトラックが違うそうですね。 では、モノラルとステレオとの関係はどうなっているのでしょうか?         +-----------------------------------------+         | ステレオ | モノラル | +================+====================+====================+ | ハイファイ音声 | ハイファイトラック | ハイファイトラック | |----------------+--------------------+--------------------| | ノーマル音声 | ノーマルトラック | ノーマルトラック | +----------------+-----------------------------------------+ でいいんですかね。なんか違う感じがするんですが‥‥再生時の音声はステレオ (左&右/どちらか一方)とモノラル(ノーマル音声のみ)の切り替えが可、と しか説明されてなくて、これだとステレオとモノラルはトラックが別だから、と 単純には言えないようだし…う〜、トラックが違うと音は全く聞こえないという のに、ここがいちばん分からんのです(;_;) 【二重音声】  TVで副音声のある放送を録画すると、主+副またはどちらかに切り替えての 再生ができるようです。8mmフィルムで『1+2ミックス』と呼んでるやつと 同じでしょうね(たぶん)さて、この方式の録音は上映会に出すビデオ作品で 可能なものなんでしょうか? また、この【二重音声】で出品するサークルは ありますか? 【ミックス】  店で「ハイファイとノーマルのミックスはできませんよ」と言われたんですが これも良く分からなかった。そもそも何のためにそんなミックスが必要なんで しょうか? まさか『ハイファイ+ノーマル』で出すサークルありませんよね? # 単純に録画して単純に再生したいだけなのに、なんでこんなややこしいメカに # する必要があるんだろ? 説明書も基本的な知識の習得には役に立たないし… ## この話題は上映会関係のノートに置くべきだったかもしれませんが、広く ## 情報を集めたいと思いここにupさせていただきました。御協力いただければ ## ありがたく、なにとぞよろしくお願い致します。 《ビデオ係:一条》

15:05:42 1994/04/20 [ 63 / 66 ] CUAL0001(machan )
NAKAさんへのレス >>From CIRCLE Subject: なんか、いいなぁ Date : 11:12pm 4/20/94 Author: AAA00083 (NAKA)  あと、上映会なんかの事をよく目にしますけど、それって誰でも自由に見に行ける ものなんでしょうか? もしそうだとしたら、そのスケジュールなんかも教えていた <<   これですが、通常、このネットで告知されるような上映会は、広く一般に   開放された上映会で、興味のある人なら誰でも観覧可能です。   また、スケジュールなどは直前になれば必ず場所や内容と共にアップされます   ので、注意深くレスを拾っていれば、1年に4回くらいは上映会に行けるのでは   無いでしょうか?  要はネットでの話題をちゃんとフォローしていれば   いくらでも情報はあるということです。判らなきゃなんでも聞けばいい訳ですし   みんな自分達の作品を見て欲しいから、観客が増える為の努力は惜しまない   でしょう。

16:49:42 1993/11/22 [ 62 / 66 ] AAA00026([ X ] )
いいんです(笑)  ネット関係で知れるのはま〜いいんですが,内部に知れるとってのが(笑)  :えっくす

19:07:38 1993/11/21 [ 61 / 66 ] CUAL0001(machan )
サークルの体制ねー   旅行から帰って来てずっとこのノートの展開を読ませて頂きましたが、   いやなかなか興味深い内容じゃないですか。   ところが僕の場合、こういう事で悩んだ事は無かったのです。一番何もしなかった   会長かもしれませんので。あの頃(87/11〜88/11)というのは研連参加前夜〜   全盛期(という言い方は変だが、貯金を使って美味しい思いをしていた時期(笑))   で、作品も半年ごとに常に新作が1つ以上完成していたし、いわゆるサークル内   勢力(作品を作る上での集団単位みたいなものかね)も3つくらい常にあったし。   DPEさんも書かれていましたが、監督制の第2世代という感じで、それぞれ   非常にパワーのある人達ががんばっていました。(ナナショーの西山さん横尾さん   すとろぱの竹内さん、公園/街の水野さん、仏心/ジャックの末吉君、ぴよぴよの   大田嬢、時期はちょっとずつズレますけど、基本的にそれぞれ独立して動ける   位に柔軟性があったと思います) う〜ん、僕が会長時代にした事ってビデオの   編集だけかもしれない。   あの頃って、本当に作品の完成それ自体を楽しむ雰囲気があったんだなぁ。きっと      というあまり参考にならないただの昔話になってしまうのだが、      これは主観的なので、他の人はそう思っていなかったかもしれない。      なにせ僕は主に録音作業ばかりしてたから基本的に全ての作品に      それも最後の段階で関わっていたから、その過程でどの程度の問題が      制作体制を含めてあったのか、という事を把握していないのです。

18:53:02 1993/11/21 [ 60 / 66 ] CUAL0001(machan )
話の腰を折るようですが   シスオペとしての意見というほどのものでも無いですけど、   「すべて他言無用でよろしく」というのはネットにおいては意味を持たない   文章です。判って書いているのなら良いのですが。   基本的にネットというのはある目的を持った不特定多数の空間です。   従って「他言無用」な話が回り回って当人の知る所となったとしても、それは   全て発言者の責任です。Onoginさんあたりはそれをちゃんと踏まえた上で   書かれているのですが(推測ですが)、X君も自分の発言には責任を持とう。   それはそれとして置いておいて……   サークルを語る時、やはりサークルを構成するそれぞれの面々に話が及ぶのは   避けられない事である事はある。   こっから先の意見は自分の時の話になっちゃうからレスを変えるか。

18:16:22 1993/11/21 [ 59 / 66 ] AAA00026([ X ] )
乙川さんへのレス  続いて,乙川(大津川弁寛)さんへのレス > 2.みんなが、制作をしたがるようになればいい >    そのようなサークルの雰囲気を作ればいい >    2.の考えは、僕のサークル制作観の要です。  ど〜も義務感で作ってるんじゃ無いか,と思う奴もたまにいるのが現在の私の 小さな悩みです.好きなら自分が楽しくやれればそれでいいはずなのに,なんで 他人の仕事について文句を言うのか.これが疑問なのです.  この問題については,前回の書き込みでも書きましたが,それだけ不満な事なの です.今年の共作の頃の話ですが,現2年生は5人います.その中のあるAさんと いう人はどうもBさんという人があまり仕事をしていないなどとの文句をいつもぶ〜 ぶ〜たれていました.確かに,Aさんの言うとおり,10月の後半の死にそうな時期 に彼は会室にも来なくなり(会室に来るということは,つまりイコール仕事を依頼 されるという事でしたから,あの時期は.まぁ,Bさんは少し病気を患っていたの で,それで通院するため早く帰る日もありましたが),実作業数を同期と比較して みると,多少少なかったのは事実でした.  しかしそれがなんなのでしょうか?自分が苦しんでいるのに他人は楽していると 言うのがそんなに気に食わないのでしょうか?そんな,強制の作業ならともかく, 自分が好きでやっている仕事に対してそんな感情を抱くのは,どうしても納得が いかなかったのです.私は間違っているのでしょうか??  みんなが作品を作りたくなるサークル作り,これはかなり難しい事だと本当に 痛感しています. > 自分達、つまり、サークル会員全員で、話し合い、 >   自分達の制作のあり方を模索しました。 > 「自分達は、何をやりたいのか。」 > 「どんな、制作体制だったら、一年間をみんなで乗り切れるのか?。」 > 「そして、どんな、作品をつくりたいのか。」 >      皆で制作を行おうとする意志、雰囲気 >      そして、一年間で作品を完成できるという制作体制、自信 >    が、サークルの中にとして、生まれました。 >   補足すれば、結果、できあがった制作体制が、自信を生んだのではなく、 >    納得のいくまで、話し合ったこと自体が、 > 士気を高め、自信を生んだと思います。  このへんが,やはり乙川さんのすごいところであったと尊敬しています.  今年もそういった話し合いをすればいいのでしょうが,どうも私は原因の分からぬ 恐怖心を抱いています.話し合いという物をする事に.私自身が,極端に言えば やりたい人はよっといで〜,やりたくない奴は別にいいから邪魔すんなよという 考えの持ち主です.ですから,自然にやりたがる人間がひっぱっていく事によって そのうちにやりたくない人間もやりたくなるであろうという甘い期待のみが存在 しています.また, >    これが、ぼくの「制作サークル」としての理想の形態です。 >   ぼくにとっては、できた作品がいいか悪いか、というのは、 >   二の次でしたし・・・。  作品が善い出来ならば,多少の人間関係の問題は起こり得るという考えでもあり ます.  こんな人間が会長でほんといいのでしょうか?(笑)  まぁ,言ってしまえば,なるようになる.これでしょうね.  ふふふふ,色々愚痴も混ざりましたが,レスは以上です.  私自身,色々な感情が入り交じってますので,文章としてかなりおかしい所が あったのは,お見逃しを〜(笑) >    ああ、そういや、ともみちゃんとは、なんか、会う度、どつきあいばかりで、 >   まじめな話なんてしたことなかったもんな。 >   まあ、こんど、ゆっくり、まじめな話もしましょう。 >   (どつきあい優先で。(笑))  今度は,私が乙川さんをどつく番だな(笑)&(恐怖)  あははははははははははは  :ともみ #しつこいですが,すべて他言無用でよろしくお願いします. #かなりやべ〜内容ですので(笑)

18:15:48 1993/11/21 [ 58 / 66 ] AAA00026([ X ] )
さいと〜さんへのレス  やっと,テスト等終わって一時の休息ができたので,遅くなりましたが共作に ついてのレスをしたいと思います.  まず,ねこら(斉藤)さんへのレスです. >私が思うに、この辺は別に共作を減らすのを薦めてる訳じゃなくて、現役にル−ルを >押しつけている様に取られないように、軽く(?)フォロ−しておいたんじゃないかし >らん。  この辺は,私のまったくの読み違いだったようで,乙川さん,斉藤さんにお詫び 致します.私,若干共作に対してナーバスになっていたので,あーいう風に深読みしす ぎてしまいました<^_^;;> >いや、原作、絵コンテ、キャラ設定等々、楽しいとこだけやって、「じゃ、作画、仕上げ、 >美術、撮影は、よろしくっ」ってのも、おいしいかも。  私,撮影好きなんすよ,ほほほほほほほほ☆  それに,まだ撮影は後輩に任せられるほどアレですし,自分でやったほうがそれ だけ達成感ってのもあるじゃないすか(笑)  ふふふ >「何が何でも1年に平行して共作を2本体制」 >への移行だ。 >10分位の作品なら実は半年で出来る、という事実は、僕が身を持って証明してるし。 >今年は人数が多いし、楽勝だね。ビデオもあるし。 >全員で、平行して2本に取り組むのも、いいかも知れない。監督二人にして。  そりゃ,ほらさいと〜さんは共作経験年数に加えて,個作でもかなりこなして らっしゃるから,だいたいの感覚はわかり半年でもなんとかなるんですよ.  だけど,現2年生は,過去2年間の共作では分業化が激しかったから他の仕事 やったことある人殆どいないし,個作すら作った事ないから作品がどうやってできる か自体分かってないでしょう.そうなると,監督2人制というのは,ちょっちつらい んじゃないかな〜って思います.やはり,年1本が現在のレベルでは限界では無いか と思います. >え、2年に1本? やりたい奴だけ勝手に集まってシコシコやる? そりゃ論外論外。 >其をやると、「年に1本、しり取りアニメ作ってお茶を濁す会」に落ちぶれるから。  そんなんだったら,今会長なんてやってませんぜ(笑) >まぁ、一件冷めてる様に見えても、いざ、各自が原作書いて持ち寄る段階になれば、自 >然と熱く成るに違いない。  原作選考会は無事終わりましたが,結局冷めた奴の方が多かったですね.  ま〜自分の原作じゃないからって理由なんでしょうけど,どんな作品でもやる気 さえあれば熱くなれると思うのは間違いなんでしょうかね?  まぁ,さいと〜さんはこれから何回か来られるでしょうから,何かお気づきの 点等ありましたら,直接言って下さい.善処しますんで.  さいと〜さんへのレス終わり.  :ともみ #なお,この内容についての他言は無用という事,よろしくお願いします.

16:09:50 1993/11/17 [ 57 / 66 ] AAA00104(弁寛 )
歯痛男の蛇足、ちがった、補足   ああー、歯が痛い。   そー、ここにきて、やっとわかったことがある。   制作における、最大の障害は、    「歯痛」だ!!!!!!!!   うーん、おかげで、G2の作画が、もー、5日間ストップしてるんだ。   ( 正直、気力もなえちゃったよ。あの作品、気合いが大切なのにさ。)   ほんと、この痛みに比べれば、'87年の苦労なんてぇ、   へのかっぱAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAYYYYYYYYUUUUUUUUUっ!!!!   というわけで、みんなも、歯痛には、気をつけましょうね。   で、しょーこりもなく、また、書きます。    前回、体制、体制といいつつ、それ自体について、    触れるのを忘れてたんだ、これが。   ( え、? しつこい? いいや、こーなったら、書きたいだけ書く!     歯痛がなんだ! 共作がなんだ! G2がなんだ!     お、少し、気合いが復活。)  前回の内容では、   '87年に、制作体制について、議論した内容は、  「一年に、1本作る体制か、2本作る体制か」 ということが、議論のメインだったと、受け取られてしまうかもしれません。  それは、議論の中心の一つではありましたが、 ( 正確には、「一本作るか、多数作るか?」という、問題は )、 議論の本質では、決して、ありませんでした。 仮に、一口に、「一年に一本作る体制」といっても、 いろいろな体制が、考えられると思います。 一例を挙げれば、'85年以前の中大では、会長が監督を兼任することが 常識でした。  しかし、(うろ覚えですが)、 '87年以降の中大では、会長が監督を 兼任していません。(そうだよね、ともみちゃん)  この違いだけでも、サークルの体制として、大きな違いでしょう。 これも、当時の議論の一つでした。 他にも、   ・ どうやって、企画案をまとめるか?     (中大では、伝統的に、原作選考会という会議を開くが、   この在り方は、正しいのか?)    ・ 個人作品に専念したい人は、どうするのか? ・ スタッフは、どうやって選ぶ?   ・ 多作品、平行して、作品を作るとして、スタッフ分けは、どうする? ・ 制作ばかりに、集中して、その他の行事がおろそかになりはしないか? などなど、これ以外にも、当時に、議論された項目は、多数、あります。    これら、すべてが、制作体制を構成する要素でした。 要するに、制作体制を議論する際、     「一年に何作品を作るか」    を前提に、話し合ったわけではなく、  「純粋に、制作の在り方を追求」したら、あるいは、 「今までの制作の在り方に全て疑問符をつけて、答を追求」したら、    なんとか、問題すべてをクリアーして、結果的に 二本の作品の企画がスタートし、完成をみた訳です。  言ってみれば、議論の成り行き次第では、結局、一年一本の形に 戻っていたかもしれません。 ただし、それは、皆が、納得の上でしょうから、 「共学」の時とは、違った結果になったと思います。 制作体制、制作体制と、ぼくが、いつも、こだわるのは、 こういった背景が、あったからです。  さて、ぼくは、正直、横暴なくらい、当時の中大アニメ研を、    自分の信じる形に、作りかえました。    ( 結果的には良かったと思っていますが、ifをつけるなら、   ぼくが、サークルをつぶしていたかもしれませんね。      とすれば、僕は、A級戦犯で、ここにも、いなかったでしょう。      てんしょうほうしも、極虎さんもなかっただろうな。(笑)) ただ、ぼくが、自由にやれたのも、そのことを容認してくれた 先輩たち、手助けしてくれた先輩たちがいるわけで、    実際、ぼくも、共同制作から遠ざかってからは、    そのような先輩でありたいと思ってきました。 (どちらかというと、遊び相手の先輩という印象が強いんだろうけど。(笑)     そういえば、千葉大のみんなは、それだけしか、印象にないんじゃないかな     (苦笑))  まあ、そんなわけで、後輩には、自分のやりたいよう、    自分の信じる形で、制作を続けてほしいと思っています。     さて、言いたいことは、今度こそ、言い尽くした。    もう、僕は、白い灰だ。     そう、言うならば、「もえつきちまったぜ。」     というわけで、歯痛が、まだ続いているので、    僕は、しばらく、寝込みます。     白い灰の中から、見事、復活したら、そのときは、よろしく。                あ、明日こそは、歯医者に・・・。        大津川 弁寛 PS. D.P.Eさんへ > なんだかんだいっても千葉大の場合 > メンバーが多いのが幸いしていると思いませんか? >グーな男さん    こんにちは。NET上では、はじめましてですね。    ぼくも、一応、千葉大の特別会員ということで、みなさんとは、   親しくしているし、中大にいても、千葉大にいても、なるべく、   同じ姿勢を保とうと思っていますが、千葉大のみんなとは、   残念なことに、一緒に共同制作をした経験がないのが、ネックで、   千葉大の制作の話になると、どうしても、主観的にもいえない、   客観的ともいえない中途半端な意見が、頭を渦巻いてしまいますね。   ただ、最初に、千葉大に遊びに行ったとき、(4年前かな?)   千葉大というサークルの全体像に、とんでもない、カルチャーショックを   受けましたよ。    まあ、この話は、別の機会があるまで、とっておきます。    あ、そうそう、「製作」という単語は、「制作」に変換した方がいいです。   こっちの方が、「手作り」とか「創作」とかの意味が強いですから、   アマチュアらしいと思います。    あちゃ、また、長くなっちゃった。そいじゃ、また。

16:30:42 1993/11/16 [ 56 / 66 ] AAA00019(Onogin )
re; 乙川さん(^_^;) 僕はぜんぜん気に触ってませんよ。ただ、ジブリの応募、一応出して 出しておこうと思って、あれこれ悩んでいるので対応が遅れているだ けです。 それより、僕は中大の昔が読めて楽しいです。いろいろあるんですね。 どこも同じですけど。 素朴な疑問の中には、どうしてアニメ作ってんだろう?というのも 含まれると思うから、こういう話しも、まったくアニメを作ったこ とが無い人にも新鮮だと思います。 '87年はまさに、千葉大進出と、中大の上に上げられた作品などが 出品され、当時1年生であった私は大いに触発されました。 ぼくも新入生と先日話したのですが、今回は単に「おれはこんな 話しどうでもいいんだ、ただ2年は俺一人だし監督せないかんか らやってるのに、お前らちっとも動画あげてこん。全部止めでも かまわんから、とにかくスケジュールだけまもれ」という監督の 言い分と、1年生のもっと作品を良くしたいというのと1年生の 中でも「SFは好きやないから黙ってればサッサとかたがつくだ ろう」とが暗黙を保ちつつ心に貯まっていると解説してくれた。 監督は好きでやるもんだけど・・・。それはいかんわと思いまし た。 おのぎん

15:14:54 1993/11/16 [ 55 / 66 ] AAA00008(BRY_FUL 22才!)
なんかまじめな話しで盛り上がってるな^^; >    その時、集まった会員が、一人残らず、制作に熱中できて、 >   それぞれが、納得のいく、制作ができるようであれば、 >   制作サークルとして、最高でしょうね。 これが実現出来ればなんと嬉しいこのだろう! CITACでは完全に失敗したからな こんど参考に千葉工大アニ研黎明期の話しでもアップしようかなぁ びっくりするくらい中央と同じだけど(どこも一緒なんだなぁ) BRY_FUL

11:15:04 1993/11/16 [ 54 / 66 ] AAA00104(弁寛 )
ねこらじゃないけど(3)    ここで、ぼくがさらに、考えるのは、     この'87年に行った制作体制も、また、絶対ではないということです。     これは、あくまでも、'87年に中大アニメ研に集った会員にとって    最高の形であったと思えるだけで、    えっくすくんも言っているように、今と昔では、状況が違うため (ただし、制作が好きで集まったのではない、会員も大勢いたよ。)、    今現在では、とうてい、生かせる制作体制では、ないだろうということです。     '87年にこだわるのは、そういうマイナスの意味も含めてるんです。     今、また、中大は、昔の体制に近い体制に戻っているようです。    どう制作するかは、自分達次第、というところでしょうか。     もう一つ、極端な話をすれば、会員が、望むのなら、    制作サークルでなくなってもいいとも思います。     それも、現会員次第でしょう。 さて、まとめてくけど、     その時、集まった会員が、一人残らず、制作に熱中できて、    それぞれが、納得のいく、制作ができるようであれば、    制作サークルとして、最高でしょうね。     これが、ぼくの「制作サークル」としての理想の形態です。    ぼくにとっては、できた作品がいいか悪いか、というのは、    二の次でしたし・・・。    ( というより、いい作品には、みんなが、してくれました。     みんなが、制作に熱中してくれれば、必然的に、みんなが、     いい作品になるよう、努力してくれますから。     そうそう、ぼくは、作品の内容自体には、     何にも貢献しなかった気がするもんな。     いや、貢献しなかったから、いい作品になったとも。(笑))     ま、僕は、制作サークルに入った人すべてを、信じてます。    きっと、制作を楽しんで、作ってくれるようになるでしょう。    ああ、そろそろ、歯痛が、限界だよ。    思考能力120%低下中〜〜〜〜。    明日は、歯医者いくぞ!    そいじゃ、    なるべく、気をつかったけど    これで、もう、誤解がありませんように。    (とりあえず、いいたいこと、いいまくったからなぁ、      ちょっと、つかれた。)     ああ、そういや、ともみちゃんとは、なんか、会う度、どつきあいばかりで、    まじめな話なんてしたことなかったもんな。    まあ、こんど、ゆっくり、まじめな話もしましょう。    (どつきあい優先で。(笑))     グーな男、改め、弁寛

11:13:52 1993/11/16 [ 53 / 66 ] AAA00104(弁寛 )
ねこらじゃないけど(2)    さて、えっくすくんの意見に対してですが、     おおよそ、ねこらくんの言うとおりです。     そして、なにか、僕の意見をつけ加えるにしても、    昔とは、確かに、状況が変わっていますので、    下手な意見では、さらに誤解を招きかねないと思います。     そこで、    87年の制作当時の僕が、たどった考えをここに、    記しておくことにし、それで、    僕なりのえっくすくんへの回答としたいと思います。    当時、僕が、初めに考えたのは、     1.制作サークルである限り、制作をしなければならない    ということです。(これは、えっくすくんと同じ考えですね。)    ただ、「共学」の制作終了後のサークルの崩壊で、    制作そのものが、中大は、危ぶまれました。    つまり、制作をしなくては、いけないと思うが、    皆の気持ちが、「制作自体に嫌気をさしている」ということでした。    「制作はしなくてはいけない、けど、制作したくない」    このサークルのジレンマを解決するためには、    どうしたら、いいか?    それは、簡単な話、 2.みんなが、制作をしたがるようになればいい    そのようなサークルの雰囲気を作ればいい    ということでした。    (ただ、1と2の考えは、実は、卵が先か鶏が先かの問題ににています。     本来、制作したい雰囲気があるから、制作をし、制作サークルが     成り立ったのでしょうから。      ま、これは、余談なので、省きます。)     2.の考えは、僕のサークル制作観の要です。     制作を行うならば、皆が、乗り気で制作してほしい。     たとえ、制作に、興味のない人でも、制作サークルの会員でいる限り、    制作に、なるべく、興味をもって参加してほしい。     たとえ、制作をしたくないと主張する人でも、制作サークル会員でいる限り、    制作を楽しいものだと思えるようになってほしい。     そう、切に思います。    さて、2の考えの壁となったのが、中大の制作体制でした。    前々回、書いたように、中大には、     「一年一本、サークル会員全員で制作」    という原則があります。    これは、伝統的に当時で7年間続いてきたものですが、    果たして、 「これが、是なのか非なのか」  「共学」の制作だけみれば、少なくとも、失敗していました。    最終的に僕は、この伝統に手を加えて以下のような、     3.一年間単位での制作を行う。ただし、       各個人が、制作をすることを前提に、       制作の形態は、問わない。    という形の結論に達しました。     「一年間単位」にしたのは、      a.先輩から、制作技術を受け継ぎ、後輩へ、制作技術を       渡すための最適な期間である      b.会員全員が、企画から、完成までの苦労と喜びを       等しく味わえる c.当時の会員を見渡して、この会員たちにもっとも最適な  制作期間である。 という、判断をしたからです。 (おそらく、えっくすくんの考えと合致するところもあるでしょう。) 「各個人が制作をすること」を前提にしたのは、 もちろん、1.の考えがあったからです。  さて、問題となるのが、「制作の形態を問わない」ということです。  これは、どういうことか?  それは、  「自分達の作品をつくるという前に、 自分達の制作に一番見合った制作体制を見つけよう。」 ということでした。  伝統を受け継ぐ必要はない。自分達のやりやすい制作体制で    制作を使用じゃないか。  この件については、もう、僕個人の判断だけでは、できません。 自分達、つまり、サークル会員全員で、話し合い、    自分達の制作のあり方を模索しました。   「自分達は、何をやりたいのか。」 「どんな、制作体制だったら、一年間をみんなで乗り切れるのか?。」 「そして、どんな、作品をつくりたいのか。」  正直、あたりまえな会議かもしれません。 でも、とことん話し合いました。 みんなが、納得するまで話し合いました。 (民主的に折り合いをつけたところは、ありますが。)  話し合いの内容は、省きますが、結果、       皆で制作を行おうとする意志、雰囲気      そして、一年間で作品を完成できるという制作体制、自信     が、サークルの中にとして、生まれました。   補足すれば、結果、できあがった制作体制が、自信を生んだのではなく、     納得のいくまで、話し合ったこと自体が、 士気を高め、自信を生んだと思います。    '87年、完成した作品は、 「SUIT」「小さな街のかたすみで」(ともに'87)   「'87個人作品集」 です。   「SUIT」「小さな街のかたすみで」は、世間的に、    それぞれ、共同作品として、認識されています。     それに対し、不満があるわけではないですが、僕は、    多少、違う認識を持っています。    「これらの作品は、'87年という年に集まった制作者たちが     つくった、1セットの作品。」     それぞれ、別々に上映されていても、同じ制作体制の一年間で    制作された一つの作品なのです。 to be continued

11:05:08 1993/11/16 [ 52 / 66 ] AAA00104(弁寛 )
ねこらじゃないけど(1)   あー、歯痛でしばらく寝込んでいるうちに、波紋が、少し、   広がっていましたね。   うーむ、困った。   ただのじじいの思い出話のつもりだったので、反省の限りです。   (共同制作の話は、少し、置いておいて、)    私の文章で、ここに書き込んだ人以外にも、    気にさわった人がいるかもしれないので、    とりあえず、謝っておくけど、    軽い気持ちで、人を批判した私が、悪かったかと思います。    その後の僕の文章も、今読むと、てんで、フォローになっていない。    歯痛で、ここのところ、思考能力が落ちてまして・・・。    (あ、こりゃ、いいわけか)    まずは、おのぎんさん、ごめんなさい。    ほかに、気にさわった人がいたとしたら、その人にもごめんなさい。    人への批判は、今後、気をつけます。ご了承を。    さて、もう、このノートに書くこともあるまいと思っていたのですが、    他ならぬ、えっくすくんからの問いがありました。    しかも、また、誤解が多い。    答えておかなければ、あまりにも、寝覚めが悪いので、    もうひとたび、書かさせてもらおうかと思います。    それは、次の欄で、・・・・。 続く。

17:58:02 1993/11/14 [ 51 / 66 ] AAA00091(ねこら )
乙川さんじゃ無いけど。 >   中大アニメ研には、「一年に一本、共同作品を作る」という大原則があって、 >  そのときの会員が、作品の内容を好むと好まざると、一本、サークル全体で >  なにか完成させなければいけない。 >  ( 注:現会長の<えっくす>へ、これは、絶対ルールだとは、思っていない。 >      不必要だと思えば、廃止してもかまわない。 >      僕が、結果的に採用したのは、当時のアニメ研に必要だと、 >   おもったから。 >   ) 私が思うに、この辺は別に共作を減らすのを薦めてる訳じゃなくて、現役にル−ルを 押しつけている様に取られないように、軽く(?)フォロ−しておいたんじゃないかし らん。 >るのかも知れませんが,現在1年1本でさえ色々不満等が出てくるのに,2年に1本 >になってしまったならば,当然現在の私たちの学年は就職活動等忙しくなりますし, >自分達が関われなくなる制作に熱意がわくでしょうか.それに,一旦1年に1本を いや、原作、絵コンテ、キャラ設定等々、楽しいとこだけやって、「じゃ、作画、仕上げ、 美術、撮影は、よろしくっ」ってのも、おいしいかも。 まぁ、これは冗談として、「何が何でも共作を1年に1本体制」にこだわる必要は、無い と僕も思う。 すなわち、 「何が何でも共作を半年に1本体制」 又は、 「何が何でも1年に平行して共作を2本体制」 への移行だ。 10分位の作品なら実は半年で出来る、という事実は、僕が身を持って証明してるし。 今年は人数が多いし、楽勝だね。ビデオもあるし。 全員で、平行して2本に取り組むのも、いいかも知れない。監督二人にして。 え、2年に1本? やりたい奴だけ勝手に集まってシコシコやる? そりゃ論外論外。 其をやると、「年に1本、しり取りアニメ作ってお茶を濁す会」に落ちぶれるから。 僕等の頃(FINEL PROJECT,4月の雪)は、「制作しないアニ研なんて、只のおたく集団じ ゃん」と言う空気があったから、「共作止めようか」なんて、恐ろしい事は、口にするの も憚られたけど。きっと今年もそうなんじゃないかな。 まぁ、一件冷めてる様に見えても、いざ、各自が原作書いて持ち寄る段階になれば、自 然と熱く成るに違いない。「 と、実態を知らない僕は勝手な事を言うのであった。 ========================================================================== ねこら

21:35:50 1993/11/13 [ 50 / 66 ] CUAL0007(DPE )
千葉大アニ研の製作体制(3)  で、現在は特に明文化されている訳ではないのですけど、「監督制」みた いに成っています。  監督は会員の中から参加者を募り、会員は自分の指示する作品製作に自由 参加。一人何作品でも特に構わない。作品完成への実現を高めるため製作進 行を置いて進めているのが現状。  予算オーバーに対しては個人負担も認める。  これによって、作画だけしたい人はいろんな作品の作画ができ、絵の描け ない会員でもトレス、彩色、撮影には参加できる。また自分に向いた作業も 選べるので専門家も育ちやすく、在学年度も関係なく(OB・OGも参加し てたりします)自然と作業分担がされて技術の伝承の面でも他の大学よりは スムーズに移行しているのではないかな?  ここでおもしろいのは、作品が完成できるかは監督となる人がいかにみん なをひきつけられるかがポイントで、作品の内容よりも人を動かせる何かを もっている人でないと完成の日の目を見ない点ですね。(もちろんそんな監 督の作品には、何か人をひきつける魅力が滲み出てきます)  強力な製作進行も監督の大きな支えですけど、監督の熱意が伝わらないと 、企画は自然淘汰されるみたいな感じになってます。    こうふりかえって見ると、あり余る製作意欲をどのようにすればみんな満 足できるかの模索みたいですね。  確かに千葉大でも「ことしの新入生は部室に寄りつかないね〜」等の発言 を毎年耳にするが、大祭も過ぎると結構次の製作に取りかかっているのでは ないかな?  毎年スロースタートに成ってきているけど、作品を作ることのおもしろさ と上映会での観客の拍手・反応を経験すると、与えられるのではなく自分達 で作りあげてみよう! というようになってしまうのでは?>竜ちゃんはど う?  もちろん製作参加してない人もいると思うけど、その人にしても会費を納 めている以上、資金面での参加をしていることになると思います。  アニメでなく、同人誌をやりたくて入ってきている人いるのでは?  とにかく作ることによって求心力を得ているとDPEは思っているので、 千葉大アニ研には、いつまでも製作をしていってもらいだいですね。  Onoginさんは、1、2年生達の相談役不在を悩んでるみたいですね 。千葉大の場合むしろOBが居着きすぎて現役生にはわずらわしくないかな ? なんて心配しています。(^^) なんだかんだいっても千葉大の場合 、メンバーが多いのが幸いしていると思いませんか? >グーな男さん  (上は32から下は18才まで、はっきり言って遊び、飲み、製作を一声 かけると20〜50人でやっているようなところです) (おわり) DPEより・・・ (CUAL0007)

21:35:10 1993/11/13 [ 49 / 66 ] CUAL0007(DPE )
千葉大アニメ研の製作体制(2)  全体製作に問題がではじめたのはDPEが入学した年で、それまでの全体 製作は課題で、余力があれば個人作品・共同作品もよしというのが、元気の 良いc.c.達当時1年生が「empty」に続いて「THAT」という作 品を独走体制で作り始めたためです。  おかげで全体作品「シンデレラ」の製作要員として期待されていた1年生 は確保できなく、どちらもセル作品だったため製作費も馬鹿にならない状態 になった。 (いまだから明かすけど、上級生の間では結構問題視されてたみたいだよ・ ・・)  で結局その年の総会でいろいろ意見が交わされた後、特に全体作品製作と いう決まり事は無くして、作品企画提案を総会等で発表し審議の後製作に入 るようになりました。このとき製作に参加することは本人の自由で、義務は 会費の納入だけになりました。これにより製作したい人はするし、そうでな い人はイベントのときだけ遊びにくる、みたいな感じの体制になりました。  でもこれだけでは、すまなかった(^_^)  総会等で多数決で決めたりしてたので、少数派は製作できない状態になっ たり、承認された製作も必ずしも完成する保証はないので、「予算の配分を している以上完成させなくては、会費を払っている会員(特に製作に参加し ない)に申し訳がない」「完成より製作する過程が重要」とか、「2つ以上 の作品に同時参加するのは問題ではないか」・・・  で現在の千葉大アニメ研の製作スタイルになるのです。 (つづく) DPEより・・・ (CUAL0007)

21:34:36 1993/11/13 [ 48 / 66 ] CUAL0007(DPE )
千葉大アニメ研の製作体制(1)  早稲田、中央大さんの製作体制についての興味深い話が読めたので、千葉 大についても少し書きます。  まずDPEの入会当初の時代の話から・・・(この時期はc.c.とDP Eは同期なので、付け足しがあればより良い>c.c.)  まず千葉大にはアニメ系のサークルが2つある。研究会と同好会です。入 会のとき双方の違いについて聞いたら、  「同好会は個人製作が主体のサークルで、研究会のほうは共同製作が中心 」 ということだった。  今にして思えば本当にそうだったか確かでないけど、研究会のほうが人数 が多くて技術的にも良かったと思う。  DPEが研究会のほうを選んで入会したのは、技術力と共同製作というこ とで、特に絵が描けなくても大丈夫そうだったからかな???(^_^)  入会当時のアニ研は、1年に1本ペース(春祭、大学祭用)全体製作作品 を作っていたようです。創立から三年目になっていたのかな? 「シンデレ ラ」という作品を製作中で上級生はかなりの激論を交わしていたようです。 やはりどこも同じで、全体製作となると個性のぶつかりあいがあったみたい ですね。最初10人以下でスタートしたアニ研もこの頃には結構人数も増え ていた。  そのほかにも、個人的に作りたいひとは短編の個人作品を作っていました し、小グループでの共同作品もありました。そこらへんはまだあまりうるさ くなく、比較的自由でした。  また、製作期間も春祭・大学祭の前1ヶ月程度で、後の期間はマンガ読ん だり、ゲームしたりと、何と無く部室に集まっていた感じです。  あとこれは今も続いていますが、新入生は春祭までにメタモルフォーゼみ たいなしりとりアニメを全員参加で作るのが課題です。 *春祭・・・毎年5月末に行われる、教養部祭です *大学祭・・毎年11月始めに行われます (つづく) DPEより・・・ (CUAL0007)

15:05:48 1993/11/13 [ 47 / 66 ] AAA00026([ X ] )
では  なんか,少し考えるところがあったのでアップします.  長いレスになりますが,お許し下さい.  乙川さんがおっしゃる通り,やはり共作と言う物に口論などの喧嘩はつきもので あると思います.しかし,乙川さんなどの時代と異なるのは  『みんなが制作をやりたくて入って訳ではない』 ということなのです.共学驚愕などの時代には,みんなアニメを作りたくて入って くる人達が殆どだったと思うのですが,ここ最近は作りたいから入るという人は少 なくなってきています.実際,私もC.A.C.C.には初め作りたいという理由で入った 訳ではなく,話の会う人がいたから入ったようなものでした(まぁ,9th見てこ れは!と思ったのも大きな理由の一つでしたけど).現在,私は制作をやりたくて たまらなく,また制作が好きだからいろいろやっているのは言うまでもありませんが.  しかし,みんなこう思っているのかというのかは私はわかりません.    こうった背景がある状況で,制作総会等を開いて話し合いをしても,自分考えを 熱く主張するという光景はあまり見られません.なんかどこかよそよそしい所もあ りますし,1年生は話もあまり振られないためか,飽きてしまっているという状況 にもなるときがあります.  また,去年の状況だと,よく他人に対して「あいつあんま仕事やってないじゃん」 などの批判なども陰では聞かれました.こういう言葉を聞くといつも,その人は制作 が嫌なのかなぁと思ってしまいます.    果たして,こんな状態で楽しい共作と言う物ができるのでしょうか.    私は,最近こういった状態に嫌気がさしてしまって,多少冷めた目で全体を見て しまっています.    なんだか,現会員は,楽しく共作を作ると言うのを,楽で適当にやってなんかフィ ルムにする事と勘違いしているのではないかも思ってしまいます.    あぁぁぁ,愚痴だ愚痴だ.すみません.文章にまとまりが欠けてしまいました.  このへんの愚痴はオフレコって事でお願いします<^_^>>ALL  で, >  ( 注:現会長の<えっくす>へ、これは、絶対ルールだとは、思っていない。 >      不必要だと思えば、廃止してもかまわない。 >      僕が、結果的に採用したのは、当時のアニメ研に必要だと、 >   おもったから。 >   )  私の書き込みのメインはこっちですんで,一つ乙川さんに質問をさせていただき ます.  作品を作らないのであれば,なんの為のC.A.C.C.でしょうか.  私は,アニ研が制作サークルでないならば,今ならばすぐに会長辞任&脱会する でしょう.一年に一本つくらないだけだ,別に2年に1本でもいいとおっしゃられ るのかも知れませんが,現在1年1本でさえ色々不満等が出てくるのに,2年に1本 になってしまったならば,当然現在の私たちの学年は就職活動等忙しくなりますし, 自分達が関われなくなる制作に熱意がわくでしょうか.それに,一旦1年に1本を 崩してしまうと,別に2年でも3年でも良いということに成ってしまい,いずれ制作 という事事態が消滅してしまう可能性もあります.    制作をやらないならば,サークル自体必要ないとも,私は極端ですが思うのですが, 乙川さんはどう思われるでしょうか?  :えっくす

20:51:42 1993/11/12 [ 46 / 66 ] AAA00104(グーな男 )
嫌われたかなぁ、こりゃ、   こんな形の意見が返ってくるとは、思わなかったが、   おのぎんさんの意見を聞く分には、   結局、お互い、「制作について考えていること」は、   実は、おおよそ同じらしいと、僕は感じます。   批判しあっている形になっている理由は、   お互いが、それぞれをよく知らなく、また、誤解しているからでしょう。   僕が、君の意見について、誤解をしていたことは、確かにあり、謝るけれど、   君も、僕の意見について、結構、誤解しているようだもの。   このままでは、きまりが悪いので、誤解をといておきます。   (また、長くなってごめん。) >>    「たかだか、アマチュアアニメじゃん。」 >> 「趣味のあわないことはしないよ。」 >>   という人に、無理矢理、共同制作を薦めたとして、 >>  その人達が、果たして、「楽しい制作」ができるのだろうか? > なんだか、私がそれをしているように見えますが、なんでこう転化する > のかわかりません。   これは、僕の解釈のまちがいでした。謝ります。   もう一つ、僕は、あなたを、大学4年くらいかと勘違いしていました。   (考えてみれば、すぐ、分かったのに、なんか、先入観があってね。)   勘違いしてなければ、先の僕の意見での批判の内容も少し変わったはずです。   「制作体制に関して考えてほしい」と言ったのは、あなたが、まだ、   まとめ役になれる立場であったかかもしれないと思ったからです。   さて、おのぎんさんの方は、    「僕が、EverGreenの制作について、あるいは、     おのぎんさんの制作の考え方について、批判した。」   と、感じたらしく、だいぶ、感情的に、なってしまったようです。   それは、全くの逆で、僕は、おのぎんさんの制作のあり方に、   強い共感を感じたのであって、おのぎんさんの制作関し、批判などは、   これぽっちも感じていませんでした。   共学の例と比較してまで、SUIT、小さな街の楽しかった制作の話をしたのは、   あくまでも、強い共感から、きっと、おのぎんさんも、この楽しかった制作に   近いものを感じたに違いないと、思ったからです。   制作についての批判と感じたのは、最後の文章があったからでしょう。   おそらく、あれがなければ、最初に「郷愁にひたっただけ」と書いたように   単に、「じじいの思い出話」で、終わったはずです。   ただし、めんどくさいことに、あそこで、僕の批判したかったことに関して、   おのぎんさんは、たいへん、誤解されています。   僕の批判したかったのは、おのぎんさんの意見では、、   「おのぎんさんが、一部の後輩を非難しているにも関わらず、    自分達は、こうだったと言っているだけ」で、   では、「どうしたらいいのか」を、明確していなかったことです。   あまりに、それでは、後輩がかわいそうです。   人間には、いろんなタイプがいることは、ご承知のとおりですから。   それが、僕の「みんなが制作に熱中できる制作体制を考えてほしい。」   という発言になったわけです。   ご理解いただけましたか?   とりあえず、僕が、「THE下宿」「SUIT」「小さな街のかたすみで」での   制作を誇りにしているのと同じように、   ( 一応書いておけば、この3作品の制作の指揮は、僕がとりました。)   おのぎんさんが、「EverGreen」の制作に関して、誇りをもっていることが、   感じられたので、僕は、満足しています。   もし、今回の話で、ある程度納得がいくようなら、   これに関した話は、一応、やめにしませんか。   このまま、続けると、二人で、このノートを占領しかねないので、   ( もし、納得がいかないようならば、メールを下さい。    いくらでも、お答えします。    その上で、必要ならば、お互いに、このノートに、意見も書きましょう。)   ああ、それと、もう一言だけ。   僕も、誤解を招くような文章を書いているようですが、   おのぎんさんの最初の意見も、正直、いまいち、わかりにくい文章ですよ。   お互い、誰かを、批判、非難するような文章には、気をつけましょう。(笑)   (願わくば、この文章は、分かりやすい文章でありますように。) >  良い話ならいいですが・・・。   おのぎんさんの言う良い話と、悪い話の定義がわからなくって、悩む、むむ。   僕にとって、されたら困るという話は、「ぐち」。   というわけで、とりあえず、「ぐち」をこぼすつもりはないですね。(笑) machan、ごめんね、こんな話ばかりで グーな男 PS.   ところで、全然別の話。   先日、そちらのOBの江山さんに会いました。   あの人には、研連スタッフ時代にたいへんお世話になりました。   お元気そうで、何よりでした。   EverGreenをみるまで、知らなかったけど、   江山さんは、キャラデをやっていたんですね。   結構、親しかったので、後で知って、おどろいちゃった。   江山さんに会う機会があれば、僕(乙川)のことを聞くといいでしょう。   研連時代の悪行を、並べ立ててくれるはず。   (ははは、聞かない方が、いいかも)

14:11:40 1993/11/12 [ 45 / 66 ] AAA00019(Onogin )
re;楽しい共同制作・・・・(2) >   Onogin さんのような > 「私は作品の内容はなんでも構わないけど、 > 皆で楽しく作るのが好きです。」 > という人は、別にして、 これは、少し修正すると、「この話は俺たちが作ってやらねば」と思え る作品であれば、「内容はなんでも構わない」=「どんなジャンルに属 していてもよい」ということです。 >    「たかだか、アマチュアアニメじゃん。」 > 「趣味のあわないことはしないよ。」 >   という人に、無理矢理、共同制作を薦めたとして、 >  その人達が、果たして、「楽しい制作」ができるのだろうか? なんだか、私がそれをしているように見えますが、なんでこう転化する のかわかりません。 私に対する問題提起ではなく、純粋な問題提起のための提起なのですか? 僕は無理矢理、共同制作を薦めたりする人は軽べつします。 なぜなら無理矢理であればそれは、もはや共同制作ではないと思ってい るからです。 自分が参加するなら共同制作が好きです。しかし、個人制作を軽視して いるわけではありませんし、そんな事は考えたこともありません。 ただ単に、私は自分が意思的に弱い存在であるから一人では作りたくな いと思っているだけです。 先に述べたような、環境ができれば一番いいと思っています。 Evergreen などはなんだか知らないけどはたからそういった( きっとや りたくなくっても強制させられたんだろうなぁとか )目で見られている ようだけど、内部事情はその逆です。僕は、自分から進んでやってくれ ない人にやらせるようなことはなかったし、個人作品やりたいという人 にも、知識的な協力はしてきました。 (だいたい、レッキとした大人が自分の意思と反するにもかかわらず反 抗もせずに従順に強制させられるような制作があってたまりますか。) それではなぜ、Evergreen がこれほど年月を要したか・・・ 僕は1人1人の相談役のような立場にもありましたから、全員が Ever を塗るぞという気持ちになるまで全体で動く(塗りなど)をしませんでし た。 もともと常に Ever を完成したいと願い毎日作画をする人や背景をかく 人もいましたが、そういう人達はほっておいてもどんどんやります。 で、そうやって僕も把握できないような個人ワークはともかく、全体で やったのは一番多い年で6・7・10・11・12月だけです。 少なくとも、「塗りをする」ことに関して意識確認をしていました。 といっても、私が閣下と呼ばれることから連想して、僕が怖くてやる気 があるような事を言ったに過ぎないと思われている人もいるでしょうが、 実際には「小野木さん、僕は口はだすけど仕事になったらフケますから」 とニヤニヤ笑いながら、僕に次回作の話を相談するような人もいますか ら、そういった関係ではありませんでした。 >   僕は、アマチュア監督業よりも、会のまとめ役等をやっていたことが >  多かったせいで、つい、サークルの底辺にいる人のことを考えてしまいます。 わたしもそうでした。3月に追い出しコンパで追い出されたのを最後に (僕が今年の12月までしかいないことになっているので繰上げてやっ たのですが)、まとめ役も後輩達がやるべきだと思い、皆の気持ちを飲 みながら聞くとかは今はやらなくなったのですが。 Evergreen 世代は全く問題なく今でも次回作をセッセと作っています。 去年、この世代は全体制作を無理矢理しようとして失敗しているので、 今は、個人(1本)+共同制作(2本)が稼働しています。それぞれEverでの 経験者ばかりですから、夢と実際の腕の兼合で、制作できる物でかつ制 作意欲を沸き立たせるものとなっています。 問題は、1・2年生の中に発生しました。早大は今複数の企画制作が行 われていますが、1年生のように全く最初から自分で作ることのできな い世代へ技術を伝えなくてはならないのですが、同時に共力することの 大切さも分かってほしいというのがあります。 1年生たちは、先輩達の作品で加わりたいものについてもよいし、最初 は何もわからないから1年生で徒党を組むのもよし。ということで、1 年(約10人)・2年(1人しかいない)は自ら1年生共同制作をする事を決め ました。9月に始めたのですが、最近内部分裂のような兆候がでてきま した。まぁ、1年の頃は血気盛んですから、「お前がやめないなら、俺 がやめてやる」の一言や二言など出てあたりまえなのかもしれません。 ただ、問題なのは、まとめ役がいないということなのです。今年の1年 生も、なぜか3・4・5年ではなく、計算でいくと7年目の私の所へ相 談しに来ます。12月を過ぎると私は完全にサークルから足を洗う予定 なのに、問題です。現役にまとめ役がいないことが問題なのです。 でも、私は、今でもサークルに介入していないので、そういうことをう ちに来た人に言っているだけですが・・・。 >    今度、EverGreen について、ゆっくり、話をしたいんだけどなぁ。 >  グーな男 良い話ならいいですが・・・。 おのぎん

14:11:04 1993/11/12 [ 44 / 66 ] AAA00019(Onogin )
re;楽しい共同制作・・・・(1) すごく長いのですみません(^_^;) >   僕が、経験してきた共同制作で、すぐ、思い出すのは、 > 「喧嘩ばかりしていたなぁ」ということ。 >  喧嘩といっても、口論がほとんどだったけど、とにかくよくやった。 そうですね。僕の高校時代の自主制作もそんな感じでした。 >   周りのみんなの「制作をしたい」「いい作品を作りたい」 >  「自分はこんな作品が作りたい」という気持ちが伝わってきたから。 こういうのが僕にとって最高に好きな状態です。 >   表面的には、楽しくなさそうな制作だったけど、 >  この制作のあり方は、Onogin さんのいう、「楽しい制作」に、 >  おそらく、とて近いじゃいだうか そうです。 >  おななじような喧嘩ばかりの制作をしながら、「楽しい制作」とは、 >  程遠かった制作をした作品がある。 > >   前にもコメントした「共学驚愕学園」という作品の制作の時だ。 ここらへんの事は島村さんから聞いています。 >   作品的には、今でも、とびぬけてすばらしいと思っているのは、 >  以前にかいたとおり。 > >  だけど、制作終了後、中大アニメ研は、崩壊しかけた。 たとえば、作画の面に関しても、まったくといっていいほど絵の統一が 図られているように見られますし、話のまとまりなども群を抜いている と評価しています。ただ、自分のやりたい制作じゃないだろうなぁと、 これを見た今から7年ほど前に思いました。絵の統一などの質的な追及 もアマチュアではある程度を越えると、「そこに集ったその人達でない とできなかった制作」からはずれる気がします。 僕は「作画」などの質についての追及は全体共同作品でやるのは全員が (新しく入っている新入生も)そういった考えをもっている時のみ成立 すると思います。 >   または、「いい作品」のための主張が、正反対だった人もいる。 >  「俺の作りたいのは、こんなのじゃない!」 こういった人がいる場合は質的な追及まで含めた共同制作はすべきでは ないと思っています。というか、僕は共同制作(全体制作)は全員一致 でしかはじまらないと思いますので始まることすら不可能でしょう。 >   だから、共学の制作終了後、「THE下宿」「SUIT」「小さな街」を >  作る前段階で、中大アニメ研は、 > >   1.「制作体制の見直し」 >   2.「全員のやりたいこと、方向性の確認」 > >  から、はじめた。 中央大にとって幸運だったのは、体制が崩れたあとに、その状況や会員 のみんなの気持ちを察して、その仲介役でかつ制作に皆の気持ちをかた むけることができる人がいたからですね。 ここで、ちょっと気になったことがあります。共学のあとの崩壊はいつ でもどこでも起こり得ることです。それは、量的困難さだけではなく質 的追及の困難さも加わった場合で、会員の気持ちが不一致なまま制作が 続行した場合に必ず起きるような気がします。 なぜか、この体制はもはやアマチュアとは言えないからだと思います。 >   「趣味があわないから、共同作品をつくりたくない人がいる。 > 共同作品を作るならば、好むと好まざると、制作に専念すべきだ。 > もし、個人でできるならば、個人で制作をすべきだ。」 > と、言っていると思うのだけど、 僕は、全体制作をあくまでやる必要はないと言っているのです。共同制 作=全体制作、ではなくて、複数の共同制作と完全な個人制作が両立で きるような状態がいいと思っています。 当然当事者たちは完成したいという気持ちがありますから、趣味の合う 1グループ内の人数能力によって自分たちが可能だと思えるシナリオに 改正していくと思います。つまり自然に妥協点が(良い意味での喧嘩な どを繰り返し)得られると思います。 また、全く1人で作りたい人は自分でできることをしたいと思いますの で問題ありません。 つづく...

17:07:44 1993/11/11 [ 43 / 66 ] AAA00104(グーな男 )
楽しい共同制作・・・・   Onoginさんの意見をよんで、久しぶりに昔の制作時のことを思いだしました。   まあ、そのせいで、たまには、こんなことも、打ち明けてみたくなったので、   書きます。   ( 長いんで、別に読まなくてもいいっす。ちょっと郷愁にひたっただけ。)    僕が、経験してきた共同制作で、すぐ、思い出すのは、 「喧嘩ばかりしていたなぁ」ということ。   喧嘩といっても、口論がほとんどだったけど、とにかくよくやった。    でも、それが、制作の思い出の中で一番、楽しかった。   なぜって、自分の主張と本音を言いあえたから。    口論に負けて、悔しい思いをしても、自分の気持ちを、   皆が理解してくれなくても、結局は、気持ちが良かった。    周りのみんなの「制作をしたい」「いい作品を作りたい」   「自分はこんな作品が作りたい」という気持ちが伝わってきたから。    僕は、絵を描くのが、とても嫌いで、ライトボックスに向かうと、   途端に、アニメ作りに嫌気がさす。    でも、皆と作品を完成させたいという気持ちで、下手で、恥ずかしい絵を   何枚も描いた。(最近は、多少、うまくなった。)    結果、当時の中大アニメ研がつくりあげたのが、 「THE 下宿」「SUIT」「小さな街のかたすみで」   という作品だった。('86 - '87 )    自分でいうのもなんだが、とても、いい作品ができたと思っている。    表面的には、楽しくなさそうな制作だったけど、   この制作のあり方は、Onogin さんのいう、「楽しい制作」に、   おそらく、とても近いのじゃないだろうか。    ただ、おなじような喧嘩ばかりの制作をしながら、「楽しい制作」とは、   程遠かった制作をした作品がある。    前にもコメントした「共学驚愕学園」という作品の制作の時だ。   制作年度では、「THE 下宿」の一年前の作品になる。    (8年も前のこと、もう、時効だろうから、かく)    作品的には、今でも、とびぬけてすばらしいと思っているのは、   以前にかいたとおり。   だけど、制作終了後、中大アニメ研は、崩壊しかけた。    一部の制作者の「いい作品を作りたい」という気持ちの大きさが、   ほかの会員には、負担になった。   「たかだか、アマチュアアニメじゃん。」    または、「いい作品」のための主張が、正反対だった人もいる。   「俺の作りたいのは、こんなのじゃない!」   10人近い会員が、同時にやめていった。    中大アニメ研には、「一年に一本、共同作品を作る」という大原則があって、   そのときの会員が、作品の内容を好むと好まざると、一本、サークル全体で   なにか完成させなければいけない。   ( 注:現会長の<えっくす>へ、これは、絶対ルールだとは、思っていない。       不必要だと思えば、廃止してもかまわない。       僕が、結果的に採用したのは、当時のアニメ研に必要だと、   おもったから。    )    30人、40人集まって、無理矢理、なにか、一本、作品を作るといえば、   主義、主張が、ぶつかりあうのは、あたりまえ。    「共学驚愕学園」で、その不満が、爆発したんだよね。   「たかだか、アマチュアアニメじゃん。」    = むりやり、自分のやりたくないことしなくてもいいじゃんということ   「俺の作りたいのは、こんなのじゃない!」    = こんな作品は、俺の趣味にあってないということ。    だから、共学の制作終了後、「THE下宿」「SUIT」「小さな街」を   作る前段階で、中大アニメ研は、    1.「制作体制の見直し」    2.「全員のやりたいこと、方向性の確認」   から、はじめた。    これが、まとまったとき、制作ができる自信がついた。   そして、さっきもかいたが、制作的にも、作品的にも成功したと思っている。    ・・・・・。うーーーーん、ちょっとついでに書く。    Onogin さんの意見に、共感も得るし、うなずく点も多いのだけど、   ちょっと、言わせてもらえば・・・・・、 (解釈がまちがっていたらごめんね。)    Onogin さんは、    「趣味があわないから、共同作品をつくりたくない人がいる。 共同作品を作るならば、好むと好まざると、制作に専念すべきだ。 もし、個人でできるならば、個人で制作をすべきだ。」 と、言っていると思うのだけど、    Onogin さんのような 「私は作品の内容はなんでも構わないけど、 皆で楽しく作るのが好きです。」 という人は、別にして、     「たかだか、アマチュアアニメじゃん。」 「趣味のあわないことはしないよ。」    という人に、無理矢理、共同制作を薦めたとして、   その人達が、果たして、「楽しい制作」ができるのだろうか?   また、個人でできない人はどうする?     そして、僕が気になるのは、そういう人たちが、なぜ、   制作を、自ら、したくなるような場がないのか? ということ。    僕は、アマチュア監督業よりも、会のまとめ役等をやっていたことが   多かったせいで、つい、サークルの底辺にいる人のことを考えてしまいます。    よかったら、上記のような人たちに、精神論を問うよりも、   「その人達が、制作に熱中するような、サークル、制作体制のあり方」を    考えてほしいと思います。    みんなが、制作に熱中するような制作体制ができてこそ   サークルとして、「楽しい制作」ができると思います。    今、Onogin さんが文句を言っている人たちでも、制作に入れば、   変わってくる人だっていると思うのですが。    あ、余計なおせっかいだったかな。 気にさわったら、ごめんなさい。   ( ひー、おこんないでね。)    今度、EverGreen について、ゆっくり、話をしたいんだけどなぁ。   グーな男

15:28:08 1993/11/11 [ 42 / 66 ] AAA00044(カボチャダイオウ )
OPA「校章」では 電通大だったっけ、校章でエアウルフやってるのが一番面白かった :-)

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