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Note 5 アマチュアアニメ制作に関するコーナー。 ( knowhow ) [ RESPONCE: 6 of 72 ] Title: 3dCG作成の話:3dcg Subject: ソフトと本の紹介 Bytes: 2905 Date: 1993/06/23 23:54:22 Author: AAA00093(新明解 ) こんばんわ新明解です。続けて3DのCGの話をします。 今回は世間話に近いかな。具体的な制作技術の話ではないです。 3DのCGといえば、レイトレーシングという言葉がメジャーですが、アニメ制作 でレイトレーシングアルゴリズムを使う場合はプロはともかく、アマチュアでは ほとんどないと思います。大半がスキャンライン法(またはそれ相当)を使っている はずです。 なお、レイトレやスキャンラインの仕組みとかの技術的な詳細は市販本にまかせます。 わたしは仕組みなどよくわからずに使ってますし(^^; まあ、言い訳がましいですが、CG生成の仕組みに興味もつより、CGを道具と してどんな作品を作るかを考える方が良いと思っています。 ところで、CGの本というと、難しいBASICやC言語のソースリストがよく 付いてますが、私の意見としては、パソコン用のCG制作ソフトをドカン!と 買ってしまった方がCG制作には近道と思われます。 ただ、ソフトにはあたりはずれやユーザーとの相性があるので選択に悩むのですが。 で、ソフトなんですけど、現状は3DのCGソフトに関しては日本は遅れていて、 静止画であればともかく、アニメ制作用となると、パソコンレベルではいいものが あるという話をあまり聞きません。 (2Dアニメや一般CG制作ソフトも日本は遅れている。) 唯一、モノになるのはX68000のDoGA CGAシステムだけではないか と思ったりします。市販ソフトでいいものがないのには、日本のソフト業界のパワー のなさを痛感します。 一方、外国ソフトではいまだAMIGAが強力ですが、Macには高価ながら すばらしいソフトが多いと聞きますし、IBM−PCも最近ちらほらソフトが 出現してきました。 私の使っているImagineもIBM−PCに移植されていますし、最近は スプラインオブジェクトのモデリングが可能なPlaymationも AMIGAとIBM−PC(Windows)の両方が発売されています。 国内でもPIWお茶の水店などで買えると思います。価格は恐らく6万円前後 でしょうか。 最近、強力なCPUのっけたPCユーザーが多いと聞くので、そういう方は ベンチマークばかりしてないで、こういうソフトをぶんまわすのも楽しいかと 思います。 というわけで、先ほども書きましたが難しい技術論は市販本にまかせます。 私のおすすめの本は次の2冊です 「最新3次元コンピューターグラフィックス」 ANDRAW S.GLASSNER著、白田耕作監訳 アスキー出版局 ISBN4-7561-0067-8 C3055 P3000E 「コンピューターグラフィックのすべて 映画TVをもっと楽しく」 深川鳥緒著 オーム社 ISBN4-274-06049-7 C3055 P1400E いずれもアニメーション制作に特化した本ではありません。CGアニメ制作の本 っていまだ日本にはないのかもしれないですね。 これら2冊の本はどちらかというとアーティスト向けです。他の多くの本は技術者 向けかパソコンマニア向けという感じがします。趣味の3次元CGアニメ制作入門 とか出てくれないかなあ。(そういえば、一般アニメ制作に関する本も少ないです よね。) 今回は支離滅裂になってしまいました。結局本の紹介だったのかな。 レイトレーシングとかスキャンラインとかという話はまた今度にしましょう。 (今回しようと思ったけど話題がそれすぎてしまった。笑)                          新明解