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Note 4 アマチュアアニメ制作に関するコーナー。 ( knowhow ) [ RESPONCE: 14 of 97 ] Title: セルワーク:celluloid Subject: 千葉大の専門家 Bytes: 2071 Date: 1992/04/28 02:20:00 Author: CUAL0001(machan ) なんとゆーか、千葉大の、他大学に比べて「違うな」って感じるのは、 妙に業界なれした様な専門家が逆に少ないって事でしょうか。 他の大学の作品などを見たりすると、「うわぁこいつうめぇ!」っていう 動画があったりするんですけど(所謂アニメアニメした動き)、 (例えば東海大さんのしりとりでいつもトリをやってた人とか) 千葉大のメンバーって、そういう「アニメアニメ」した人って あんまりいませんね。強いて挙げれば佐々木さん(EMTY,THAT他)とかが そういう事になりますけど、ちょっと失礼な言い方になってしまうのですが 「すぐに明日からでもTVの仕事をやってのけるような絵」ではありません (これはけなしているのではなくて、方向性が違うな〜という例で挙げた) 背景だって、妙にこなれたモノではなくて、桑原さん(Closer to Heaven背 景)みたいな凄い方向とか、とにかくTVアニメでやりがちな方向とは みんな意識的にかそれとも技術的にそういう方向に行かないのか、 とにかくやっぱりなんか「違う」のです。 僕の録音にしたって、別に技術的には大したことなくって、(僕はかなり 録音の基本技術に関しては素人です)、単に凝っているだけだし。 うん、何て言うのかな、この「凝る」事に関して目的意識がある、というか 「凝る」事に楽しみを見いだせる集団なんですかね。 じゃあ本当にみんな「凝る」方向を目指すべく努力しているかというと、 これまた「違う」んじゃないかな〜と思ってしまう訳です。 最近は技術的に本人が「凝れる」以上のノウハウが蓄積されてしまって、 「逆に」本当に意志をもって新たな「凝る」方向を開拓しているか?という 疑問を感じてしまいます。現役をさしおいて僕がこんなこと言うのは 全くもって不謹慎ですが、セルにしたって、もうみんなマニュアル化された ノウハウをトレスしているだけじゃないか、とかね。企画を見ても この作品は「セル」に「アニカラ」を塗って「背景」を付けたモノである、 という大前提を置くというオオマチガイが起きているのではないか、と心配 になってしまうのです。そう言うふうに手法がノウハウになってしまって いるから、最近の大作指向が蔓延してしまうのかな〜とかね。 以上、長々と勝手なこと書く、何もアニメ作ってない迷惑なOBでした。