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Note 2 アマチュアアニメサークル情報。 ( circle ) [ RESPONCE: 122 of 163 ] Title: WAFL:wafl(Closed) Subject: re; 質問 Bytes: 2002 Date: 1993/10/13 19:00:28 Author: AAA00019(Onogin ) 電話が長い間止められていたので今日初めてこの質問を読んだんですが あまりに遅れたレスで申し訳ありません。 > それは,今まで自分を多少犠牲にしてでも年下の彼(よく設定がわからないのでこ >ういう表現ですみません.以下から乙とさせてもらいます)を思いやっていた年上の >彼(彼を以後甲とします)は何故一人だけ去ってしまったのでしょうか.どうも,あ >の流れから見ると,甲は乙を置いて去るような性格ではないような気がしたもので. >もし,本当はそういった性格なんだよというのであれば,今まで水が少なくて喉が乾 >いた状態のとき,乙に自分の分も分けるというような行為には至らなかったと思われ >るからです. 基本的にあなたの言われるような性格ですが、コンピュータに数々の幻覚を 見せられ、気の迷いが生じたというのがプロット時の計画でした。 以前にB(乙)が、故郷の回想で死んだ親の前で気がふれているシーンがあ りましたが、実はこの死んだ親は大変子どもを可愛がる過保護な親というの はオープニングからも分かるんではないかと思うんですが、B(子)に水を 与え自分は死んでしまったのです。Bは親が死ぬまで自分が水をもらって飲 んだということになりますが、B自身その自覚がありません。 一方、A(甲)の方は最後の湖の底へ落下する「夢」のシーンで、過去の回 想として、小さい頃に親を失いBと同じ年頃なのに働かなくてはいけなくな ってしまうところがありますが、小さい頃から自分で生きるという考え方は 強いのですが、Bに対しても自分と同じような生き方を強要するような考え はまったくありませんでした。(これについては、次のレスを見てください) コンピュータの幻覚では、過去の回想に合わせたシーンが出てきます。これ は、コンピュータがAの脳裏を読み取り幻覚を起こさせているのですが、B の前に死んだ親がいたところに、A自身の死体を重ね合わせます。つまり、 「このままではお前もこの親と同じ運命をたどるだけだぞ」というメッセー ジです。これを見たAは「あぁ〜!!」と驚き気づいてみると、いつの間に か宇宙船の前に来ていたと続きます。 コンピュータの問い掛けは、Aにとっても盲点だったのです。Aに一種の不 安がよぎったのは事実だと思います。こういう自体になってみれば、どうで しょう。 おのぎん