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Note 65 アマチュアアニメに関するコーナーです。 ( amateur ) [ RESPONCE: 11 of 32 ] Title: 第43回アニメーション研究会連合上映会 Subject: 当日試写問題 Bytes: 2365 Date: 2002/08/01 15:24:39 Author: INETGATE(FPG ) Author's name: FPG (send Mail) (goto WebPage) ---- WASH Ver. 0.0.1 ---- > ちなみに蛇足ですが、私は、上映係が「作品は前日準備までに作品もってきて」 > という事が「越えてはいけない一線」とは考えられません。 なんか「エンジェルバード事件」(第30回上映会)とか思い出すなあ。 中大開催についてはさておき、こと今回の「前日試写ぜってー」の一件については ぼくは奥澤さんの見解はいちいちもっともだと思ってます。 当日試写が多すぎるから「作品は前日準備までに作品もってきて」と言うのは当然 OKなのですが、しかしそこが研連として言える限界点であるべきだと思います。 「作り手に対しては当日試写はなくなったことにしよう」という決議は、それが たとえ実際には当日試写が行なわれる前提であったとしても、やってはいけない ことだと思うのです。 なぜなら、アニ研連は作り手の団体であるはずだからです。 エンジェルバード事件のときにもちょっと書きましたが、本来「見せたい作り手」 と「見たい観客」のイベントである研連上映会では、見られない作品などないはず です。それが当日持ちこまれたモノであろうと、作ったものは見せる、観客はそれ を見て感想をフィードバックする。そういうシンプルなものであるはずです。 それが実現できないのはなぜかというと、「きちんとした上映会をやりたい」と いう、作品制作とは全く無関係な情熱を持った「別に作品を見せなくてもいい人」 が介在しているためです。こういう人は正論を吐きますが、事の本質をないがしろ にします。「何のために上映会があるのか」という本質はどこかに置いて、とにか く「目の前にある上映会をいかに問題なくこなすか」という手法論に血道を上げ ます。運営しか頭にない「運営おたく」です。評議会を作り手と遊離させ、作り手 を欺いても運営を重視しようとすることは、それはやはり「作り手の団体」として の立場を捨ててしまうことなのではないでしょうか。 奥澤さんの言わんとしていることはそういうことだと思います。 個人的には、アマチュアの、しかも無料の上映会なんだから、もっとフレキシブル に、てきとーに、それでいて作品を大事に、やってくれればいいんじゃないかと思 ってます。アンケートを気にするのも結構ですが、自分たちが何のために上映会を やるのか、という意識をきちんと共有することのほうが、いい上映会を行なうため には有効なんじゃないかと思います。 なんか久々の長文でしたが、「制作」と「運営」の乖離というのは割と以前から ずっと感じていたことだったので、この際と思って書きました。仕事中に。 乱文ごめんなさい。 FPG。(千葉大アニメ研OB)