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Note 15 アマチュアアニメに関するコーナーです。 ( amateur ) [ RESPONCE: 2 of 18 ] Title: 名作上映会について考える(CG-NET←→AAA) Subject: 名作上映会について考える Bytes: 6432 Date: 1992/08/31 10:33:38 Author: AAA00019(Onogin ) タイトル: 名作上映会について考える 名 前 : nmi #12 日 付 : 92年 8月 31日 (月) pm 2:34 : 行数 149 行 Re*10: アンケート&名作について考える  ええっと、なんかいっぺんにレスが来てしまったので読んで考えを まとめるのが大変。とりあえず、「名作上映会について」と「アンケ ートについて」に話題をわけてレスしたいと思います。引用の順番は 前後するかもしれません。ご了承ください。(引用名敬称略)           *           * おのぎん> OBといっても、私みたいなプー状態の人しか無理じゃないかな〜。 おのぎん> みんな仕事あるし。(実は私も仕事あるし)  でしょ? だから、スタッフは現役から選ぶしかないんですが、 おのぎん> やっぱり現役の人が過去の作品を見たいかどうかという事でだいぶん おのぎん> 事情は変ってきますね。  やっぱり、過去の作品は見たいでしょう。でも、名作上映会を組織する 気になるほどかどうかが問題です。その辺、今の現役の人たちはどう思っ てるんだろう?           *           * machan> そうだ、名作上映会にしろ、通常上映会にしろ、本当に一般の人に対して、 machan> という意識なんかしているでしょうか? 単に情報が少し知れ渡るように machan> なっただけっていう認識しかしてないのですが。性格上、どうしても machan> 各団体がメイン、である事は避けられないと思ってますし。  ひとに見せる作品を作る以上はそれは意識してるでしょう。「この作品 が一般受けするかどうか」を考えているかどうかはちと疑問ですが。           *           * おのぎん> ぼくは、毎回名作でやる作品がそんなにかわらなくってもいいと思い おのぎん> ます。現在の作品が過去のものを超えられないなら、それを事実とし おのぎん> て認めなきゃならないわけだし。  私は、第一回目の名作上映会を見てないので第二回の時にどれだけダブ っていたかはよくわからないんですが、べつにそれは構わないでしょう。 名作上映会に二回以上来る人は、どちらかというと過去の作品が見たくて 来るわけですから。           *           * nmi>>  ところで、前回の名作上映会の形態、つまり、「有志が」「アニ研連と nmi>> は別組織・別会計で」「有料で」上映会をする、ということの意義はどこ nmi>> にあるのでしょうか? machan> 会場代とかはともかくとして、僕はあのパンフが入手できるなら有料でいい。 machan> あれはパンフ代だったと思っています。次回もあのレベルを期待してます。  パンフ代……ですか? すると、作品のほうはパンフのおまけ……?           *           * Neco> ということで、名作上映会を開くには、よい作品だけでなくよい Neco>機運にも恵まれないと難しいと思いますし、そもそも「その場のノ Neco>リ」的に始まった上映会に無理に意味を持たせてひとつの型にはめ Neco>てしまうのもどうかなと思います。  しかして、「名作上映会にはもとから意味なんて無いんだから」 とくくってしまうのも名作上映会が可哀想。第1回の名作上映会の スタッフも決して無意味無目的に運営していたわけじゃないでしょ う? Neco> そんなこんなで、こんな面白いものを内輪だけで楽しむのも無粋  これが過去に行なわれた名作上映会の1つの意義であり、目的で しょうね。上映会を開くに足る意義や目的があれば名作上映会が開 かれるのは自然でしょうし、それらの意義や目的が無くなったとし たら、名作上映会がずっと開かれないとしても、それは自然なこと でしょう。  その意味で、もし名作上映会に例えば「製作意欲を喚起する」と いう目的があるとするなら、それは立派な意義でこそあれ、決して 『逃げ(どうしてこんな言葉が出てきたんだろう)』というものでは ないでしょう。           *          * nmi>> たとえば以前の上映会では、自分たちが面白いと思った作品はアンケートの nmi>>ランキングに関わりなく、何度でも上映していました。それが、『ランキング nmi>>1位上映』が慣習になってからというもの、「ランキングで2位以下になった nmi>>作品は、どんなに面白くても定期上映会では2度と上映しない」という暗黙の nmi>>了解ができあがってしまいました。これでは本末転倒です。 machan>  ただこれによって名作上映会の名作たる所以が出来る気もします。 Neco> つまり、旧作は上映しないという方針は、規制や強制ではなくて Neco>飽くまでも単なるスタイルだと思います。ですから、作者がもう一 Neco>度上映したければリバイバルしてもいい訳です。  これについては、私も『暗黙の了解』と表現したとおり、あくまでも 規制や強制ではありません。云ってみればそれは『風潮』でしょう。  しかし、風潮は慣習となり、慣習は不文律へと進化します。私が恐れ ているのは、「旧作は上映しないという方針」が不文律として定着して しまうことなのです。そして、その理由の一つに「名作上映会があるか ら」とされたのでは、それこそ名作上映会が可哀想。 Neco> 旧作を上映する場合、何らかの手直しがされたか、もしくは続編 Neco>が作られたために前作を再上映するかといった理由が主でした。さ Neco>もなくば、よっぽど古い作品を出したってことが数回あったくらい Neco>だと思います。  旧作上映の前例はこうですね。しかし、「旧作上映不可」の方針 が定着してしまえば、それさえもしにくくなる。例えば(あくまでも 例え話ですが)、「EVERGREEN」の後半を上映するときに、これだけ じゃ話がわからないからと、前編からぶっ通しで上映したとする。 すると、アンケートで「前編はもう見たから何度も上映するんじゃ ない!」「名作上映会でやってくれ」など非難ごうごう。こういう 風潮ができあがってしまうとしたらどう思います? DPE> 今は作品が少ない状態です。過去に多くの共感を得た作品であれば DPE>どんどん再上映してはどうでしょうか?  全く同感です。もちろん、 Neco> 例えば私なんかは臆病者ですから、そういった見解から自分の作 Neco>品は再上映しない方針です。再上映を拒む作者の中には、こういう Neco>スタンスの人もいるんじゃないですか?  こういう『スタンス』の人に再上映を強制するものではありません。 先のような例でも、既上映作品を上映するかどうかは、あくまでも上映 サークルの裁量で行なってほしいものです。(でも、「EVERGREEN」につ いては通しでやってほしいなぁ。個人的な意見だけど(^^;))           *           * Bran>> > 前回の名作では『ぴよぴよ』が一番若い作品だったと思いますが、 Bran>> > あれ以降「名作」と呼ぶにふさわしい作品はありますか? nmi>>  『祭灯』『熱血!ゲートボール』くらいでしょうか? machan>  「ナナショー」^_^/  はっ! 忘れていた。 machan>  「アポロ」  『祭灯』を書いてしまっていたので、これを書くのは避けたんですが、 これも名作ですね。 machan>  そして多分「エバーグリーン」(よいしょ!)  これも期待できますね。ええっと、最初の予告を見たのが……思い出せ ないほど遠い昔で、んでもって、『前編』の出来もすこぶる良かったので、 つづきが楽しみです。                            nmi