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Note 10 千葉大アニメ研専用の雑談コーナーです。 ( cualfree ) [ RESPONCE: 3 of 7 ] Title: 70ftのショートケーキ:nanasho Subject: 第1章黎明編(……) Bytes: 1418 Date: 1992/06/15 21:22:34 Author: CUAL0001(machan ) まず最初は、世間で言われているかも知れない誤解を解く意味で、 ナナショーの企画の発端を、知っている範囲でお話ししよう。 ナナショーはその制作期間の長さゆえ、発表の場を研連に求めたが、かえって 研連へのあてつけと思われたのでは無いだろうかという危惧があるのだが、 実際にはストーリーの骨格は、87年研連参加以前に既に完成していたのである。 そもそもナナショーは仮題を「EMPTY2」といい、千葉大に詳しい人なら 察する事も可能だろうが、あの「EMPTY」よもう一度、という企画である。 これは、「EMPTY」を作った中心、84生が「THAT」を境にそれぞれ 別々の企画に別れてしまった後で、いよいよ最後の学年がやってきて、 あと1年、いっちょやろう、という感じで始まったのだと記憶している。 実に1987年4月、バトルアニメ研完成から一月も経っていない頃であった。 最初はその名の通り「EMPTY」の続編案とか、その路線のアニメ、 中には「バトルアニメ研2」という企画も立てられたのだが、 (補足;バトルアニメ研2の名は、10周年企画の際にもしつこく登場) 一体いつごろから現在の様な「アニメを作る若者象」の形になったのかは、 詳しく伝え聞いてはいない。(注;次回取材としよう) ただ、察するに、様々な要求に応える形で、オムニバスに近くて尚且つ ドラマティックに構成されている形を追及していったのだと思う。 ここに、重要なきっかけとなる「アドリブシネ倶楽部」(細野不二彦)が登場。 ドラマは具体性を増してくるのであった。