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Note 8 アマチュアアニメサークル情報。 ( circle ) [ RESPONCE: 30 of 250 ] Title: キヤノンボール!:canonballers:(Closed) Subject: システム概要 Bytes: 2237 Date: 1993/09/12 09:21:32 Author: CUAL0001(machan )   データ管理上の設計から、絵コンテにあたるものやタイムシートにあたる   ものがあったけど、これらは別に作る上で重要な項目ではないので略。   実際には、タイムシート上に直接作画をしていって、そのカットの集合体を   色々と配列して行くという仕組になっている。当然コンピュータであるから   データ上の区別とカットの区別は明確に無い訳で、1つのタイムシート上で   複数のカットを管理する事も出来る。   作画画面とシステム画面は別のモニターで、それぞれタブレットとマウスが   入力を担当している。   タイムシート上の任意のマスを指定するとそのマスの画面を編集する画面に   入る。絵は、動画にあたる物2種類と、背景にあたるものの3つがあった。   動画は、タブレットで線を引いて行くか、カメラで取込する方法がある。   カメラ取込の質は「使える」レベル。タブレットで描くとどうしてもクセが   出るし、ジャギも出る。追随性は良い。ボーレートが高めにセットしてある   のだろう。線毎の取り消しが出来る(確かUNDIMとか言ってた)のは便利。   また、取り消しても薄い色で残っているし、前の画面をわざと残してトレス   として使う事も出来る。   動画2種というのは、そうやって描いたり取り込んだりする動画以外にも、   タブレットで描いた線同士を自動中割する為の動画というのがあり、逆に   言うと、取込んだ動画を勝手に中割させるのは不可能。自動中割のアルゴリズム   は、観測した限りでは、開始点から終了点まで順に均等割して、開始点は   開始点に、終了点は終了点、間は間、というように機械的に線を点の集合体   として処理している様である。(つまり形は見ていない)   背景はペイントソフトで描く事も出来るし、取込も出来る。   そうやって作った動画や背景は20枚まで重ねられるが、当然背景より奥は   見えないので、背景は一番奥でしょう。何枚重ねても同じ画面が作れるのは   コンピュータならではの利点、とOOIな人は強調していた。   カメラワークは、全体の作画範囲と、カメラの移動範囲を、専用画面で   指定出来たが、今考えるとパン/ズームはあったけど回転は無かったなぁ。   どうでしょ>OOI   試し見は、全体の1/4画面に計算した画面を全部コンバートして、それを   リアルタイム再生していた。(好きな範囲でチェック可能)   ただし、何故1/4なのかというと、全体画面になると追い付かないらしい。   また、このシステムは放送レベルの画像を駒撮り可能な機材に収めて行く事を   前提に設計されているのでこんなものらしい。