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Note 68 アマチュアアニメに関するコーナーです。 ( amateur ) [ RESPONCE: 6 of 12 ] Title: 第46回アニメーション研究会連合上映会 Subject: 感想:個別 Bytes: 4680 Date: 2003/12/09 02:03:46 Author: INETGATE(machan ) Author's name: machan (send Mail) (goto WebPage) ---- WASH Ver. 0.0.1 ---- ぽぷり   さようなら高島桜木編  ぽぷりさんの作品はみんなこういう鉄道ネタだそうで。 名作を除けばここ5年以上定例上映会を見てないので初見かもしれない。 神奈川工  名探偵コナミ  学祭でのアフレコ体験用っていうのは面白い切り口だと思います。 ただお手本としてもう少し上手な声が入ってると良かったですね。 CG連    BAD MAN  個々のネタとしては色々入ってるんですが全体としてヒネリも 無く淡白な作品だったのが残念。  CG作品ってどうしても人体とかがおざなりなモデルを使ってる のも多くなってしまうのは判りますが、その時点で手描きアニメ からは大きく表現力が後退してる事になるので、その欠点を補う だけの何かがもっと必要だと思うんですよね。 千葉工   カラスのカケラ  凄く不思議な作品。童話的というか。最後までオチが読めず アマチュア作品らしさを堪能できました。 帝京    海の見える場所  一発芸ネタですが、背景が凄く綺麗でした。あれって何か フィルタ一発とかCGでおりゃとかじゃなくて丁寧に描いた 背景だったとしたら凄いなぁ。 中央    遭う  世界観とかストーリーとかに突出した特徴はありませんが、 絵コンテ、カット割りや動画タイミングは水準作だったので こういう上映会では逆に印象に残りました。 中央    まる元個作アワー2003  うる星ネタは80年代(学生の世代でいうところの)限定ですねー。 そして怒濤のホ○ネタは……中央大学の作風として納得しちゃう のは一体どこの世代のドイツのせいだ?(笑) 東京    石膏家族  マネキンを使ったミニドラマがありますけどそれの石膏版 ですね。ただアニメなんだからもう少し動かして欲しかった。 東京    現し身の享楽  あいたたたたた………とみんなに思ってもらうために作ってる のが見えるのが狙いでもあるんですよね。 東京    What's マイケル  なんというか、研連らしい作品。時事ネタはうまく使うと 美味しい。かつて昭和〜平成時代は大した考えも無く天皇や過激派を スパイス的に出してればみんなに「危ない」って言って貰えた訳ですが、 (そしてそういう安易な狙いが僕は大嫌いというかつまらなかったのですが) それだけの作品って後から見るとホントにそれだけなんですよね。 マイケルはちゃんとストーリー作ってるから風化した頃がまた 味が出てくる作品になるかもしれない。 東京    代表戦2003  作品としての評価は全くナシですが、ドキュメンタリーとしては 非常に興味深い作品でした。よそのサークルの実情が垣間見える というか。千葉大で言う所の追いコンアニメにも近いですが、 部外者が見ても(ドキュメンタリー風タッチということで必然的に 外部の目を意識した風な味が出てくるので)面白かったですよ。 国学院   本の森  絵が上手でうまくまとまっていました。キャラクターの絵の うまさ、ではなく、全体的な構成力も含めての画力がです。 それぞれの単体の要素がめちゃくちゃうまかったというのでは 無いのですがバランスがとれていたというか。 Stolz    これも青春  実写版クロマティ… Stolz    魁 瓶詰妖精  なんというか、声うまくないですか?(笑) 早稲田   ザンパンマン  背景やら一部のアニメーションがめったらやったら上手。 なんでもプロだかセミプロの人だかが担当してらっしゃるとか。 それにひっぱられて他のパートの人もがんばってるのが判ります。 ただ折角声優にも劇団の人を使って上手なのに、声の録音を 普通の部屋でやっているせいか、声自体に最初からエコーが 入ってしまっており、いかにも「部屋で録音してます」な音に なっていたのが非常に残念。これは早稲田の全ての作品について 言えます。 早稲田   KOB  前回の予告編を見てないので、エンディングテロップを 見るまでKOBがKing Of Bikeだとは判りませんでした。 結局彼はなぜ彼女に隠れてああいう活躍をしているのかが イマイチ判りません。 早稲田   テモミン  うまい。これぞアマチュアアニメ。千葉大作品で言えば すとろべりぃぱにっくや明日香村のテイスト。なによりも ロゴデザインやアイキャッチが秀逸。もうちょっと後日談 まで含めて欲しかったという意見も聞きましたが、あの 終わり方っていうのが若干の想像をかき立ててむしろ良かった のではないかと思いました。 千葉    サンタクロース  パンフの絵、上映前のコメントなどにすっかりダマされ ました。監督本人を知ってる人は、そんな筈は無いと想像 してたそうですが、僕は完全に意表を突かれました。 個人的には「CG彩色技術協力:早稲田大学アニメーション研究会」 に萌え(笑) 今の現役世代同士で交流会をやったという話を 聞いていましたし。しかし今の現役世代が意外とEVERGREENを 見てなかったりするのは非常に勿体無い。 ぽぷり   コンパスファイト2003  これは今の時代ならではだなぁ。昔ならこんな合成 できなかったんだから。ノリも、例えばサンタクロースの 様な直球ストレートな形ではなく、ほんわかとしたところが あるのは、つまり思い切りパロディ(そういうネタの フォーマットをまるまる借りる)をやるつもりではない んだろうなぁ、と想像しました。(だからこそ、次の展開が ぎこちないながら、それがむしろ先の読めなさに繋がる)