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Note 58 アマチュアアニメに関するコーナーです。 ( amateur ) [ RESPONCE: 1 of 7 ] Title: 第38回研連上映会 Subject: 上映会感想 Bytes: 5811 Date: 2000/01/10 11:59:06 Author: INETGATE(はう〜ん野田 ) Author's name: はう〜ん野田 (send Mail) (goto WebPage) ---- WASH Ver. 0.0.1 ---- ということで、研連上映会(38回)の感想をば  今回は、上映会自体がピっとしていて非常に良かったです。  やっぱ司会によるところが大きいのでしょうか。  とか、テメエが中大出身ってコトもあり、今回司会を担った中大の後輩2人は  すごく好感が持てました。みなさんはどうだったでしょうか?  最近、いつだか忘れましたが、司会で超アホなヤツがいて困った時が  ありましたが、今回はそんなコトもなく安心して上映に集中するコトも  できましたね  あと、パンフレットについても、前回みたいなひどいのじゃなくて  ちゃんと中とじにされてましたし、アンケートの結果を順位だけでも  全部載せたり、アンケートのコメントの一部掲載する等非常に良い出来  だったんじゃないかと思いました。  ただ、上映会は結局 6/18に目黒公会堂だと決まっているんだったら  司会かどこかでちゃんとコメントして欲しかったなぁと思いました。  ということで、各作品毎の感想でも。  そういや、今回は非常に無理矢理尺を伸ばして、時間ばかり多い作品が  目立った様に感じています。もっとカットを短くする勇気が必要なんじゃ  ないかなぁとか思いました。  ・中大OP 「"みこ"といえば...」   1年生の村田君が監督となって作った作品というコトでしたが、彼は   中学時代から研連に参加して、くりぃむレモンのファンクラブか   何かに入っているとかいうコトからもわかる通り、かなり古くさい   演出で笑いました(笑   ただ、細かいテクニックの部分では未熟なトコロはありましたけど   1年生でこれからそういうのは経験でカバーできるコトを考えると   非常に期待が持てる作品に仕上がっていたんじゃないかと思いました。  ・CG連「It's gauche to say」   いわゆる出来の悪い特撮を見ている様な気分になりました。   偏見が多いかも知れませんが、3D 系の作品ってのは非常にタルく   仕上がってしまっているモノが非常に多いです。その典型みたいな   カンジでした。カットカットに出てくる CG処理等にはとても技術の   においを感じ取れて参考になったのですが、作品としては   何だったんだろうというカンジでした。   有る意味反面教師というコトで、がんばろうと思いました。  ・千葉大「宇宙のおくりもの」   相変わらず最近の千葉大は作画系が良いですね。良い人が入っているのかも   知れませんが、うらやましい。前回の Msked rain と比較しても   動きが良い感じで気持ちよかったです。   ただ、話的にはて?と思う部分が多く、またこの作品でもカット単位での   長さが気になりました。見ていて、もっと短くても良いんじゃないかなぁと   イロイロ思っていました。でも、今回の中では私は一番楽しめた作品でした。   参考になります。  ・千葉大「Over the Rainbow」   あれ?おくとちゃんの名前が?   と思わずびっくりした作品でした:-)   ちぅか、なんで 8mmをテレシネ?昔の作品?とかイロイロ思いましたが   上映会が終わったあとたくみさんに、アレは 90年度に大学に入った監督さんが   やっと今年完成させた作品だと聞いて納得しました。   美術や作画等かなり気合いが入っているんじゃないかと思いましたが   今回の作品群の中では一番「長い」と感じました。   その長さは、ほのぼの系の作品ではある意味必要な長さなのかも知れませんが   カットカットで同じカットの使い回しとか、シーン内でのカットの多さ等   16分も果たして必要なのかなぁ、と思った作品です。   やっと作った作品だというコトはものすごく偉いなぁと思いましたけど   もっとフィルムをブッタ切っても良かったんじゃないかとカンジました。  ・中大「a girl」   監督の演出意図みたいですが、画面が暗いのはせっかく綺麗な美術も見えなくて   ホントもったいなかったと思いました。意図したモノが伝わらない演出は   失敗なので、是非改善してもらいたいなぁと思います。   あと、作品の流れとして前半が非常にコンテ詰め不足と編集の詰めが甘いと   思います。爆弾魔の緊迫感が伝わってこない部分が非常に残念でしたし、   カットカットで無意味な時間の経過を描いているのはどうかと思います。   ただ、作品としては非常におもしろいモノに仕上がっていて、監督の斉藤君も   ホントがんばってくれたなぁとカンジました。  ・中大「レクイエム〜1969 夏〜」   先輩の永井さんがセルで作った作品でしたけど、コメントでいきなり   「野田君の好きにはさせないよ」とか言われてビビりました:-)   作品自体は、ちょっとわかりづらかったのと、突然終わってしまったのが   ちょっとアレ?ってカンジでしたね。シャイニングのサントラの曲は   非常におどろおどろしていて作品にマッチしていた様に感じましたが   もっと赤ちゃんと母親の関係等を描いても良かったんじゃないかと思います。   やっぱり、永井さんは鉛筆が一番ですよ・・  ・早稲田「レラチセ」   アレ?中大の俺らの時の共作「秋の子たち」???とか思ってしまいました。   全く同じコンセプトでしたね。びっくりしました。   当時私たちがあの作品で描こうとしたのは、   「いじめっ子といじめられっ子の 2人の少女が、ある事件をきっかけにして   友達になる」   というストーリーでした。まさにココを描くというコトのみ集中して、自分の   演出力としてこの話を描くならば、やはり 90cutが限界だろうと判断し   結局10分程度の作品におさめました。   今回の早稲田の作品で、失礼ながらも、有る意味自分の当時の主張が間違って   いなかったというコトを確信できました。   「レラチセ」は、もっとチセとの対話といじめっ子との喧嘩等を中心に   前段としてもっていくべきだったと思います。そして、最後には相互に助け合った   2人は友達になるという部分にもっていくと。   やはりだとすると、長くても15分くらいで良かったと思います。   ちょっともったいない作品でした。   #そういや、自然と友達になって水を操れるんならば、火も自然なので   #操って勢いを抑えるコトができるんじゃないかと思ったりしたんですが   #ソレは制作総会等では疑問としてでてきませんでしたでしょうか??  ・無敵動画堂   いわゆるヲタク系を厚かったパロディモノで、おもしろさはあるんですよね〜   最初、いきなり寒い恋愛モノが始まったんじゃないかと思ってハラハラしてた   んですが(笑、ちゃんとアレはギャグだったんだとわかって安心しました:-)  というところですか。  夏はテメエでもちゃんと作ろう...