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Note 41      アマチュアアニメに関するコーナーです。 ( amateur )
[ RESPONCE:  11 of  19 ]
Title: 第８回　アマチュアＣＧＡコンテスト:cga8
Subject: ビデオ入手しました。
Bytes:  2402   Date: 1996/04/12 03:01:59  Author: AAA00097(Shishi          )

　一通り見てみたけど、作品として印象に残る程のは無かったです。ただ、CGと
しては東京造形大のLightWave3人組のは、なかなか凄かったです。「PROJECT-
WIVERN」位になると、正直私も同レベルのCG作れる自信無いです。少ない期間と
少ないポリゴン数で見栄えのする映像を作って仕舞う辺り、良い意味でも悪い意
味でも私なんかより「プロ」ですね…。


　以下、CGAコンテストとは殆ど関係無い、個人的な愚痴なので、そんなの読んで
られるか！という方は読み飛ばしてください。

　これらの作品と、解説書のP57にある「(前略)ひたすらクライアントの指示通り
の映像を制作する単純労働者にはなって欲しくありません。(後略)」を見て、プ
ロになって以来忘れてた(忘れる事にしてた)事を、ふと考えて仕舞った…。クラ
イアントの要求に答えるだけだってそんなに簡単な事じゃないしそれなりの能力
は必要で、自分にはその位の力はある(この2年間で身に付けた)と思ってた。でも、
実はそんな自分の力なんて幻想で、LightWaveというソフトが凄いだけなのでは？
　納品し終わった後にCGを見返してみても自分が作ったCGだ、という実感が異様
な程に無いのも、そのせいなのかも。そこそこのCGを作れる人間なんて今や腐る
程居るだろうに、自分ならではの他人には表現出来ない何かを持ち合わせている
訳でも無いのに、何故自分がCGを作らなきゃならないんだろう。…自分の表現し
たいものより相手の要求に応える事を優先して、金を稼ぐ為にCGを作る事を良し
としたからプロになったのに、急にその事が重くのしかかって来た。以前会社に
勤めていた頃広告に関わる仕事をしていて、その大半が、良くも無い物を如何に
良く見せるかに固執していて(当然といえば当然だけど)、中でも酷かったのがエ
ステサロン関係で、あらゆる手段を用いて全ての人達に自分は太っているという
強迫観念やコンプレックスを植え付けようとしている。そんな人を騙す為の手段
の一端に自分が関わっているのが辛くなってきたのが、その会社を辞めた理由の
内の一つだったりもしたんだけど、今来ている仕事が、そんな自分の中で許す事
の出来ない某化粧品会社関連のものである事が、今の気持ちに拍車をかけてる。
かと言って、今現在どうしても表現したい事というものを持ち合わせていないし、
持っていたとしても、自分が作りたい「作品」を好き勝手に作って、それが高く
売れて仕舞う様な大先生には一生かかってもなれないだろうし…。…まあ、今は
こんな事忘れて仕事するしか無いか。でも、2〜3年後の事を考える時、私はどう
したらいいんだろう…。

　何か、うまく書けないけど、支離滅裂な文章をダラダラと書いて仕舞いました。
一ヵ月以上休み無しで仕事しているので精神的に疲れてます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宍戸光太郎