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Note 16      アマチュアアニメに関するコーナーです。
 ( amateur )
TITLE: 広島アニメフェス:hiroshima;festibal
[ BASENOTE with   14 Res ]
Date: 1992/09/11 14:16:08  Author: CUAL0001(machan          )

 今年の広島アニメフェスのレポートです。
 Mapleより9枚ほど転載許可をいただきました。
.


13:42:34 1995/08/24 [ 14 / 14 ] CUAL0001(machan )
re:13 そうか このノートがあってなおかつ第5回のノートが独立してあるのか。 じゃあ第6回の作っておいて下さい。>やっ あとで適当にここのノートの内容を移動しときます。

13:30:13 1995/08/24 [ 13 / 14 ] AAA00066(やっ )
第6回 第5回のノートがあるのか、 第6回もつくった方がいいかしらん。

13:28:56 1995/08/24 [ 12 / 14 ] AAA00066(やっ )
第6回国際アニメーションフェスティバル広 広島フェスの開催の案内が届きましたのでお知らせします。 第6回国際アニメーションフェスティバル広島大会 1996年(平成8年)8月22日〜26日 とのことです。また、前回は国内外から795本の作品応募が あったそうで、今年もふるって応募して下さい、と大会規約、 出品申込書が同封されていました。 要点を上げておきますが、詳しいことはメールにてご連絡ください。 応募作品の条件 1 1コマずつ作られた作品(コンピューター含む) 2 *16mm又は35mmの規格    音響は光学的サウンドトラック   *ビデオテープは標準の3/4インチカセットで、NTSC,PAL,SECAM方式    で再生出来るものか、NTSC方式のベータカム(うーん、私にはさっぱり〜) 3 上映時間は30分以内 4 1994年4月1日以後に完成された作品 5 以下略 申込締切日は、1996年3月21日です。 誰か、やってみないか。

8:54:50 1992/09/20 [ 11 / 14 ] AAA00027(RIO )
BSでのTV放映  去る15日に、BS−NHK2で「国際アニメーションフェスティバル広島大会」 の模様が放映されました。 作品も、グランプリを含め4本がノーカット放映され、 作者などへのインタビューも充実した内容。 う〜ん、NHKらしからぬ構成。  しかし、これを見たらやはり『選考に疑問を持っている』人が多かったですね。 他の作品を見てないので私自身はどうなのかは分かりませんが、次回への課題と言っ たところなのでしょうか。                             AAA00027:RIO

14:23:40 1992/09/11 [ 10 / 14 ] CUAL0001(machan )
以上の記事は  メイプルタウンネットワークのBBSの #20 その他のアニメーション  というコーナーの1200番台後半にあります。  転載を許可してくださった SIM さんに感謝。

14:21:48 1992/09/11 [ 9 / 14 ] CUAL0001(machan )
SIMの広島レポート その9(最終回) (8月24日 午前の部「アジアのアニメーション」) アジアと言っても大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の作品集でした。 やはり?日本のTVアニメの影響を受けているな、と言う感じのセルアjメでした。 (日本のに似ているのでその分見やすいというのは確かにありましたけどねー。) お国柄か?子供向けのシリーズ(だと思われる)「賢いたぬき」の4本なんて結構教 訓が見えかくれしてたような....。関係ないけど、私はこのシリーズの主題歌のメロ ディーが頭に残ってなかなか離れません。ナンデカシラン? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (8月24日 午後の部「コンピュータ・グラフィックス・アニメーション」) この回は、上映会というよりは河原敏文さんの講演のあいまに上映があるといった趣 でした。 紹介された作品は、アメリカの「ピクサー社」「パシフィック.データ.イメージ 社」「リズム&ヒューズ社」と河原さんの「ポリゴン.ピクチャー社」のものがほと んどでした。(アメリカではCGといえば上記3社が有名なんだそうです。) 河原さんの作品は、「ターミネーター2」で使われていた水のような金属の質感のも のが動くというものでしたが、講演で「私達のほうが2年早い。」とおっしゃってい ました。 河原さんの講演?の中から私が印象に残ったことを少し....。    ・CGの世界では”被写体”は存在しない。なぜならすべて目には見えない”座    標”をもとにして描くからである。(ふむふむ、なるほど。)    ・コンピュータは何でも出来るけど、何も出来ないものでもある。なぜなら使う人   の創造性と能力が問われるからである。(あぁぁ。何となく耳に痛い話だわ^^;) まあ、CGの詳しい話は私は門外漢なので....(^_^;) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− わーい!終った終った(^^) 私はこの回までしか見られなかったので「SIMの広島レポート」はこれでおしまいで す。辛抱強く(?!)読んで下さった方々、どうも有難うございました。 他に広島に行かれた方の感想もぜひ聞かせてください。(なんか私ばかりだらだらと 書き込みをしてしまっているようで心苦しいですよ〜。) それではまた、何かの機会がありましたら....。

14:21:06 1992/09/11 [ 8 / 14 ] CUAL0001(machan )
SIMの広島レポート その8 (8月23日 夜の部「コンペティション (4)」 <審査員作品> ・「少年と子だぬき」 久し振りになんというか、素朴なストーリーの作品を見たと いう印象です。 これは余談ですが、持永さんのお孫さんのらんちゃん(..ていっていいのかな。12歳 だし)という女の子も広島に来ていて結構伊藤有一さんなんかになついていたんです が、実にものおじしない子で、「私のことは知っている人は知ってるもん。」なんて あっさり言い切ってしまうのでした。私は小心者なのでこういう人を見るとすごいな ぁというか絶対自分はこういう物の言い方はできないだろうな。と思うのです。                           ダカラナンダトイワレテモ....(^_^;) <コンペティション> ・「深淵への旅」 ラフなタッチの画面を生かした疾駆する馬上の2人。 ・「サル.サンビームはどこ」 子供向けに、環境や宇宙に対するやさしい気配りを そだてるといったテーマを伝える作品。よって(?)絵もとても可愛らしい。 ・「ラスト」 飛んでいく白鳥達。寒々とした色彩が印象的。 ・「PARALYSIS(パラリシス)」 浴室や地下室、映像ホールのあるひっそりとし た建物に住む一人の老人の短い一日の出来事と、彼をめぐるものたち。人形アニメ。 どうもこのテの作品はクェイの影響が見えかくれしてしまう。非常に上手いとは思ま すが....。 ・「カン フィルム」 これは国際学生映画祭アニメ部門でグランプリをとった作品 で、広島ではとても受けていました。後半のスプラッタ(というのかなぁ、あれ。) ぽい所がすごかった。この作品を作るのにいったい何個のカンを使ったのであろうか と考えるとクラクラしてきます。 ・「ポテト ハンター」 腹のへった男と飼犬がじゃがいもの群を追う。人形+粘土 アニメ。これも、いったい何個のじゃがいもを使ったのかと....。 ・「彩色」 コマ撮りと多重露光により、20色の水彩絵の具で塗られたトレーシング ペーパーを場面ごとに配列。「彩色」は愛の告白である。(パンフの解説文そのまま です。)....いいなぁ、こういうの。これはもしかしたら、元はたった一人の為に作 られたのではないだろうか?なんてね。内容も個人的には大好き。アニメーション8 0の松井理和子さんにいわせると、「初期のアニメ80みたい。」だそうですが..。 ・「クロアチアからの便り−2」 現在のクロアチアの戦争に対するアニメーション によるコメント。無垢なるものは不条理にさえも勝つ。 ・「花の惑星」 ファンタスティックなおとぎ話。しかしこの絵のタッチはどこかで 見たことがあるような気がする。う〜ん。 ・「姉妹」 ウワサは前からなんとなく聞いていた作品。やっと見ることが出来まし た。あぁ、でももう何回か見ないと作品の奥深いところまではとても分からない。 (それを言い出したらきりがないけど。)重厚さ、というか見る人を引き込む力はやっ ぱりすごいと思う。 ・「狼と赤ずきん」 粘土人形爆笑ミュージカルアニメ。とでも表現すればいいのだ ろうか....。とにかくこんな作品初めて見ました。ただただ、楽しませていただきま した。今回の66本のコンペ作品上映のラストを見事に飾ってくれたような気がしま す。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ....ということでコンペ作品はこれですべてです。パノラマも初日を除いてすべて見 ました。(RABITー-GTIさんじゃないけどコストパフォーマンスは確かに高いわ。^_^) 最後に、私が個人的に気に入った作品を書いておきます。   <コンペティション>  「サビーナ」 「プリモーディアル ダンス」 「ミル」 「掃除機」   「スポットレス ドミノ」 「マニピュレーション」 「ふしぎなエレベーター」  「ドア」 「彩色」 <パノラマ>  「ダンス」 「生体模倣」 「コピー機のための振付 コピー機チャチャ」 8月24日の分はちょっと休んでから書きます。(ここ一週間毎日少しずつ書いていた ので....)連載もあと1回かな?

14:20:30 1992/09/11 [ 7 / 14 ] CUAL0001(machan )
SIMの広島レポート その7 (8月23日 午前の部「グェン」+「MTVスペシャル」+「パノラマ(3)」 ・「グェン」 すみません。遅れて行ったので見てないんです(T_T;) ・「MTVスペシャル」 MTVを見たことのある人は知っていると思いますが、あ の番組ってAアイキャチャーが「MTV」で終るアニメなんですよね。前から面白い と思っていたけどこのように一気に見るとう〜ん。すごい。粘土あり、セルあり、ま るで玉手箱のよう。 <パノラマ> ・「ダンス」 原色の奇妙な生物が儀礼的な動き(ダンス)を繰返しながら増殖して いく。細胞を思わせる動き。石膏像に投影しているところが面白かった。 ・「現代デパート CM」 韓国のデパートのTVコマーシャル。 ・「バークレー スーパー ヒーロー」 いかにも強そうなヒーロー。 ・ビクターCM「Mezzo 登場編」 伊藤有一さん再び!私は個人的にはこっち のほうが好きです。 ・「生態模倣」 立体アニメ。コンセントから生まれるものは....。あとで、作者は 女性と知ってあぁ、なるほどと何となく思いました。 ・「DIM」 妙に生々しい動きの人形アニメ。 ・「ハンター」 動物の姿に化けて狩りをしようとするハンターのコミカルなお話。 ・「照魔鏡」 鏡の中に対峙するもう一人の私。イメージフォーラムフェスあたりで 見かけそうな作品。 ・「猿」 とても皮肉たっぷりな作品。 ・コピー機のための振付「コピー機チャチャ」 コピーした様々なものに着色したり、 カラーフィルターをかけたり...しかし、コピーしたもののなかに人の顔もあった、 ということは...コピー機の上に顔を伏せたんだろうなぁ〜(^^;) ・「知らがざる女」 フィルムペイント+シネカリ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (8月23日 午後の部「スタレヴィッチ回顧特集」) 人形アニメの先駆者の一人、ラディスラフ.スタレヴィッチの回顧特集。といいつつ 私にはすべて始めて見る作品ばかりで「この年代にこんな作品を。」とただ感心する ばかりでした。とりあえず作品リストを書きます。  1.街頭の小さな歌手たち (1924) 12'15"  2.まちのねずみといなかのねずみ (1926) 13'00"  3.ちょうの女王 (1927) 20'00"  4.マスコット (1933) 20'00"  5.シダの花 (1949) 25'00"  6.老いたライオン (1932) 10'00"  7.竜の目 (1925) 22'00" なにせ作られた年代がご覧のとうりなので、サイレントかトーキーでも字幕なし、と いうものばかりで子供にはちょっとつらかったかも。^^;(隣の中ホールが満員で結 構親子連れが大ホールに流れてきていたのでした。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ふぅ〜。あとプログラム3回分だぞー(^o^;)             SIM(MAP3075)

14:19:58 1992/09/11 [ 6 / 14 ] CUAL0001(machan )
SIMの広島レポート その6 (8月22日 午前の部「子供のためのアニメーション 1」) ・「ハーメルンの笛吹き男」(イジィ.バルダ) このプログラムははっきりいって この作品目当てで見に行ったようなものです。初見でしたがなかなかの迫力でした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (8月22日 午後の部「子供のためのアニメーション 2」)  未見なのでパス。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (8月22日 夜の部「コンペティション (3)」 <審査員作品> ・「大西洋横断」 もしかして結構恐ろしい話なのかもしれないけれど絵の質感のせ いか淡々としているように思いました。 <コンペティション> ・「ドア」 モノクロの光と影。鍵の大群。写真を多用して内面世界を描く。 ・「アイ ゴー シーク」 油絵風多重露光(?!)抑圧された街。 ・「ダイアボリック ワイフ」 切り紙風アニメ。ちょっと私にはオチがわかりにく かったです。 ・「汚点」 自殺した80代の双子についてのニュースが引き金となり制作された暗 い家庭内を描いたスリラー。平面と立体が交錯する。う〜ん、こわいよう。 ・国際アニメーションフェスティバル「ロッキング ザ ボート」 カーディフ国際 アニメフェスのテーマ「Rocking the boat」に寄せてイギリス各地のスタジオから集 められたショートアニメーション。 ・「ウォーターピープル」 たとえどこの国がからんでいてもこの人の作品に共通す るどこか醒めた雰囲気は変わらない。人々を付き放ちつつ見守っている視点というか なんというか....。 ・「ふしぎネエレベーター」 祝 受賞!なんかとっても励みになります。昔から持っ ている個性がとてもいい方向に出たと思います。 ・「スティル ウォーキング」 CG。人口的に作られた3体のマリリン.モンロー の歩き方の違いを示したもの....なんだそうですが、見る前にパンフを読んでいなけ ればなんだか分からなかっただろうなぁ。 ・「NOBデザイン−1」 オランダのTV番組「Animatie」(何の番組でしょうね ?)のオープニングタイトル。写真も使ったCG。 ・「NOBデザイン−2」 オランダのTV番組「Kresj」のオープニングタイトル。 カラフルな球のCG。 ・「NOBデザイン−3」 オランダのTV番組「Passions of the soul」のオープ ニングタイトル」CG。光の中へと....。 ・「アニメーティッド ニュース」 ニュースを流しながら飛ぶ紙飛行機。色鉛筆タッ チのアニメ。 ・アルコア「もうひといき編」 カンのリサイクルを主題としたCG。カンのラベル がCGでどんどん変っていきます。 ・「プレイ イン アート−1」 粘土彫刻風CG。 ・「プレイ イン アート−2」 CG。円をえがく動きのバリエーション。 ・MTV世界の問題 世界の解決「足」 エネルギー問題を取り扱ったもの。乗物を なるべく使わないで自分の足で歩こう! ・「ソーホー スクエア」 ロンドンの広場の典型的な夏の一日の情景描写。ラフな 油絵風。すごく色が奇麗。 ・「ホテルE」 これでもかこれでもか(?)と繰り返す描写を見ているうちに結構 空恐ろしい気持ちになってくるのは何故でしょうか?「明」と「暗」がくっきり描き 分けられていたのでなおいっそうそう思ったのかも。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− このあと、おまけ(?)で、レイン.ラーマトの「地獄」と「シティ」の2作品の上 映がありましたが、コンペ18本を見た後だったのでちょっとヘヴィーだっだかしら ん ^_^;) SIM(MAP3075)

14:19:18 1992/09/11 [ 5 / 14 ] CUAL0001(machan )
SIMの広島レポート その5 (8月21日 午後の部「ウォード.キンボール特集」)  未見なのでパス。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (8月21日 夜の部「コンペティション (2)」 <審査員作品> ・「猟師」 捕ろうとしたクジラに助けられる話。油絵タッチ。 <コンペティション> ・「歴史は夜つくられる」 トロイの木馬伝説のちょっとひねった新解釈。ラストが 思わずどきっとします。(少々気持ち悪い) ・「スポットレス ドミノ」 立体アニメ。赤い立方体、ドミノをする手、どこかシュ ールな光景。 ・「掃除機」 人間+掃除機のお話。いかにもイギリスらしいちょっとひねたユーモ アのセンスが私は大好き。 ・「スクエア オブ ライト」 サッと描いたようなラフな油絵タッチ。自分の影と 戦うボクサーの動きを氷現。 ・「ミル」 オイルペインティングをバックライトで撮影した作品。(と御本人は言っ ていました)わたしは、「これは自分の影と出会う話」だと解釈したのですが、友人 はまた別の解釈をしていました。個人的にはベスト1かもしれない。見る機会があり ましたらぜひ。 ・「注文の多い料理店」 これは見ている人も多いかと思いますので....。 ・幾何学的寓話「くじゃく」 CG。音痴のくじゃくが音楽のレッスンを受ける話。 ・「スーパーアニミズム」 CG。アンモナイトなどの古代生物がモチーフになって いる。不思議な皮膚感覚の作品。 ・ミラーCM「カクタス編」 CG。サボテンさんが動くのだ。 ・「東京放送(TBS)オープニング.エンディングタイトル」 CG。キレイ。し かしこの放送をやっている頃って普通寝ているわなぁ。 ・オープニングタイトル「イマジナ1992」 CG。平方根とめだまが動いて眼鏡 になる。 ・MTV世界の問題 世界の解決「考えよう」 1991MTVストーリーボードの アニメーションコンペに入賞した作品。去年のイメージフォーラム.フェスティバル でもやっていた。「考えよう」行動を起こそう」というメッセージをシンプルに伝え る。 ・「フランツ.カフカ」 モノクロタッチで淡々とカフカの人生を語る。(とにかく この作品においてはカフカはとってもハンサムなのです。う〜何いってんだか^_^) ・「マニピュレーション」 紙に描いた主人公(平面)と描き手(立体)の戦い。主 人公を作者は消して丸めてつぶそうとするが...。こういうのってアニメならでは の面白さだと思います。 ・「ネコと仲間」 ねずみを捕るのがめんどうなぐうたらネコのお話。 ・「フェザー テイル」 希望の持てない人間関係の話。(...なんだそうな) ・「ストリート スィーパー」 なんでも道路の端の溝に突っ込んでしまう一見意地 の悪そうなオジサン。でもボールを落したかわいい女の子がいて....。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  実はこのあと、伊藤有一さんのお誘いで謎の屋上パーティー(本当は地元の「ラッ ピー友の会広島支部」が主催?するウェルカム.パーティー)に紛れ込んでしまいま した。外国の作家のかなりの方が来ていて、その時「ミル」のペトラ.フリーマン さんとお話しできたりしてとても楽しいひとときを過ごしました。   SIM(MAP3075)

14:18:42 1992/09/11 [ 4 / 14 ] CUAL0001(machan )
SIMの広島レポート その4 (8月21日 午前の部「ベスト.オブ.ザ.ワールド」+「パノラマ(2)」) <ベスト.オブ.ザ.ワールド> ・「ドリーム.オブ.ライト」 ジョルジュ.スーラの点描絵画の世界が動き出す。 ・「ノブリス.オブリージェ」 等身大の人形と生身の人間(両方とも木の仮面をか ぶっている)を組み合せた実験(とパンフに書いてある)アニメ。妙に救いのない世 界。 ・「ループ」 モノクロ画面で、抑圧されたほとんど狂気に近い心理状況を描く。 ・「カーニバル」 スーザン.ヤングのこの作品は、ウォリー.バダルーというミュー ジシャンの「ハイライフ」というビデオクリップで使われています。これはその原型 をなすアートカレッジ(だと思った)の卒業制作です。「線」が命を持つ、とはこう いうことなのですね。 ・「スワンプ」 それぞれ違う色のフーセンの付いた馬に乗った騎士団の戦い。(?!) もしかしてシンエンなテーマがあるのかもしれないけど根が単純な私にはわからなかっ たです。(^_^;) ・「コトバ、コトバ、コトバ」 言葉がカタチになると.... ・「シンキング オブ ウルブズ」 粘土?オイルペイント?のバックライトで、狼 の視点で見た流れる風景の描き方が素敵。 ・「アダム」 神がアダムの次に創りたもうたものは....ラストで爆笑してしまいま した。 <パノラマ> ・「ペーパーボート」 紙の世界を流れる青い川にいろんな色が混ざり始めて....。 切り紙作品。 ・「クビーネ」 巨大な人(?)の頭の中に住む人の話。 ・「ダンス.オブ.ネイチャー」 私は、大川比呂之さんの「イダム」を思い浮かべ てしまいました。 ・「時の止まった寺院」 Macで画面加工したらしい作品。静かな重厚さ。 ・「ボディー.ビューティフル」 ウェールズの日本企業で働く太りすぎの女性の話 (う〜ん、説明になってないなぁー、ごめんなさい^_^;) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− やっぱり全作品のフォローは無理ですわぁ〜、所々作品ぬけてます。すみませんです。 でもコンペは出来るだけ全作品かくつもりです。ぐゎんば! 

14:18:18 1992/09/11 [ 3 / 14 ] CUAL0001(machan )
SIMの広島レポート その3 (8月20日 夜の部「コンペティション (1)」 <審査員作品>(毎日コンペ作品上映前に審査員作品の上映がありました。) ・「リフレクション」(イェルジ.クチャ) リアルなモノクロ画面が思わせぶりで 不気味。 ・「新しい座標軸を求めて」「筋肉座標軸を求めて」「TBS”ダウトをさがせ”オー プニングタイトル」(河原敏文) 24日のCG特集でもやったのでそちらの方で書き ます。 ・「オブジェクト カンバセーション」(ポール.クラビキ) モンドリアン風に構 成された図形が動きます。個人的にはこういうの大好きです。もっと派手に動くと面 白かったかもしれない。 <コンペティション> ・「キャバレー」 生身の人間をわざと人形のように使っているのが面白い。カラフ ル。 ・「サビーナ」 かすかなベージュの背景に柔らかなパステル(色鉛筆?)で描いた 流れるような美しいアニメ。青の発色がとても奇麗。実に私好みの作品。 ・「自由になった木馬」 キャラがもろにディズニーでした。でもCGなんだよねー、 これ。表情なんかとても良くでていました。お話もとっても判りやすかったし。 ・「十字路」 モノクロの簡素化されたシンプルな画面ながら、その中での視点の移 動が見事です。(この人は確か5年前の広島でも同じようなタッチの作品でコンペに 入っていたと思う) ・「アメンチア」 誰も振り向いてくれない、ちょっぴりかわいそうな死神の話。 ・「ダンスフロア」 変形された絵画。 ・「雁陣」 いかにも中国〜といった感じの墨絵風アニメ。盛り上りかたもそれっぽ かったし。 ・ディビット.バーン「シーズマッド」 ミュージックビデオクリップ。人間がクネ クネ変形するところがリプチンスキーみたい。 ・「BANANA」 これはどこかのビデオコンテストで大賞をとっていましたね。 アイデアの勝利だな。笑えました。漢字が表意文字だからこそ出来る作品ですね。 ・「リーボックCM(臆病バスケット編)」 CG。バスケットのゴールが、臆病で 逃げ出してしまうのでした。 ・「レクサスCM(カーカバー編)」 CG。車の表面があんなにひらひらしたら ねぇ〜?! ・「TDKビデオテープCM(カルメン編)」 CG。そうか。これは伊藤有一さん の作品だったのかぁー。 ・「騎士」 CG。ビンの騎士さん。 ・幾何学的寓話「アリとハト」 CG。ワニさんみたいなキャラが可愛い。 ・「プリモーディアル ダンス」 CG。水面のゆらめきのような....。 ・「クロアチアからのたより-1」 愛さえあれば....。 ・「ストリングス」 この人の描く人間模様はとても暖かいと思います。オイルペイ ントのバックライト(だと思う)で出すあのタッチは独特のものでちょっと真似がで きません。 ・「バルーン」 東京でやった「国際学生映画祭」のアニメ部門でもやっていた。粘 土の立体と描きの平面の合成が見事。しかし音がドルビーサウンドというのは恐れ入 ります。 ・「サンドマン」 グランプリ作品。人形アニメ。結末が結構恐いので、この作品が グランプリと知った時私は結構驚いてしまいました。(だって大会のテーマは愛と平 和だもの。)個人的には「青」の光の撮り方がすごく奇麗だとおもいました。そこが またこの作品の隠れた恐さを浮き彫りにしていたような...。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 私は今回はコンペの全作品を見ることが出来たのですが、実は「帰ってきたらレポー トを書かなきゃ」ではありませんが(^^;)会場では見ながらせっせと感想のメモをとっ ていたのでした。....結構役にたっていますね。 (^_^)

14:17:44 1992/09/11 [ 2 / 14 ] CUAL0001(machan )
SIMの広島レポート その2 皆様、お待たせしました(^o^)/SIMの広島レポートをお送りします。 作品リストはRABITーGTIさんがUPしてくださるようなので、私は自分の見たプログ ラムの内容その他感想などを織り混ぜながらいきたいと思います。 必ずしもプログラムの全作品をフォロー出来ないと思いますが、そのへんはどうかご 容赦ください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (8月20日 午後の部「平和のためのアニメーション」) 「今回のテーマは人権。人権の大切さを訴え、世界の平和に貢献する作品を中心に構 成した。」                       −パンフレットより− ・「世界人権宣言」 世界人権宣言をできるだけわかりやすく、字の読めない人にも わかるようにとアムネスティ.インターナショナルが世界のトップアニメーター(10 カ国40人)を集めて制作した壮大なまわしアニメ。ブラザーズ.クエイやシュバンク マイヤーとかフェイス.ハブリーなどのとにかく豪華なメンバーでひたすらめくるめ くまわしアニメを堪能してしまいました。広島に着いて最初に見たのがこの作品だっ たので私は「あぁぁ、やっぱり来てよかったー」と舞い上がってしまったのでした。 ・「マリアに家族を」 暖かみのあるパステルタッチで描いた、北米の家族に引きと られた南米の少女の話。ラストは(予想できたとはいえ)ちょっとホロリとしてしま いました。 ・「TVタンゴ」 テレビと子供の話。子供って結構したたかなのかも。 ・「世界を見れば」 世界中の子供の貧困と苦難を目のあたりにした若い旅人は何か 行動しなければと決意して....あぁ、この作品のようにペン1本で世界を救えたらど んなにいいだろうか。 ・「ブラボーパパ2040」 前回の広島大会ではコンペに入っていた作品。写真を 使った疾走感が気に入りました。でも内容はちょっぴり恐いのです。 ・「まぬけの一日」 ピンクのふにゃふにゃした顔の重役が人の顔の仮面?をかぶっ て会社に行くのです。でも....。 ・「自転車競争」 平面の写真を立体的につかっているのが面白いと思いました。ラ ストのあたりの画面の作り方が秀逸です。 ・「セザール・アサールの箱」 様々なものがアニメーターとやりとりする。ちょっ とエグくて、キャラは大川比呂之さんの作品を彷彿させるものがありました。 ・「平和」 てのひらの写真が平和の象徴、ハトに変化して空に飛び立って行く。 ・「ワンデイ」 ある兵士の一日。....乱暴な言い方かもしれませんが、東欧、ロシ アあたりの作品てどうも政治が見えかくれしてしまうような気がします。 ・「飛翔」 フィルムペイントで描かれる、一羽の鳥に魅せられた女性が自由を求め て行く様子。個人的にこういう手法の作品はとても好きです。 ちなみにこの回では、プログラムのほかに3作品が追加上映されました。(聞き書き なので間違ってたらごめんなさい) ・「パパ」ミシェル.ポーゼ(カナダ) 切り紙の作品 ・「ワン、ツー、スリー.ココ」ピエール.トド(カナダ) 算数のきらいな女の子 の話。切り紙作品。 ・「ドア、ツゥー、ドア」ザベル.コテ(カナダ) 上級生と下級生が仲良くなる話 (なんかとっても大雑把な表現だなぁー) この回を見た全体的な私の感想 「アニメーションは世界の共通言語だ!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あぁ、1日でこれだけかあー。一体連載何日かかるでしょうねぇ〜(^_^;;)

14:17:10 1992/09/11 [ 1 / 14 ] CUAL0001(machan )
SIMの広島レポート その1(番外編) ごめんなさい。詳しい広島レポートもう少し待っていてくださいね。(^^;)早々に書 き込んで下さる方が何人もいてびっくりです。 作品リストは一応私が書き込もうと思っていますが、多分29日過ぎになってしまう と思います。(RABIT-GTIさん、もし、待ちきれないようならリスト書き込んでしまっ て良いですよ ^_^;;) ....といいつつ何も書き込まないのも申し訳ないので全体的な事をすこし...。 会場のアステールプラザは広島厚生年金会館のすぐ南。新しい建物でとてもきれいで した。入るとすぐインフォメーションがあり、いつも何人かの作家たちがたむろして いました。 階段を上がって2階に行くとパンフ、キャラクターグッズなどの売場があり、その向 かいではレーザーディスクなども販売していました。 作品の映写は大変良好で安心して見ることができました。ビデオも、フィルムと同じ スクリーンに映写していました。(5年前に行った時はビデオは専用の一回り小さい スクリーンに映していた。)発色はまあまあといったところ。さすがにあれだけの大 きい会場だと16ミリは35ミリに比べるとほんの少し暗めかな? やはりこういうフェスティバルの醍醐味はいろんな作家の人と話しが出来るというこ とでしょう。私は「ミル」の作者のペトラ.フリーマンさんとお話出来たのですが、 ほんとに基本的な単語と身振り手振りで少しはコミュニケーションができるのだな− と思いました。 その時に、「私は今回のコンペティションにシネカリの作品を出しましたが落ちまし た。」と言おうとして、ストレートに「シネカリグラフ」と言ったらいまいち通じな くて、「フィルム」「ニードル」「スクラッチ」などを連発したら何とか通じたよう でした。「シネカリ」って和製英語なのかなぁ? ペトラさんはとってもチャーミングな女性でした。(ウェンディ.ティルビーさんに 続いてこの人もファンクラブができるかもね。) 今回はこんなとこで勘弁してくださいまし(__;)          SIM(MAP3075)

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